【球宴】ソフトバンク 左腕モイネロが右投げ披露「元々右でも…」右でも140キロという証言

[ 2025年7月24日 06:00 ]

マイナビオールスターゲーム2025第1戦   全パ5―1全セ ( 2025年7月23日    京セラD )

<全パ・全セ>4回、ファビアンに対して右で投げるモイネロ(撮影・須田 麻祐子)
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 状況を理解した観客が徐々に増え始め、ざわつきは大きくなっていった。全パの2番手・モイネロが2イニング目の4回2死となったところで、ベンチからマウンドに右投げ用グラブが運ばれた。左投げから右投げへと代わった背番号35は、三塁手・村林と数球キャッチボールして、プレートへと足をかけた。

 「(観客の)反応はうれしかった。元々右でも投げていた。チャンスがあったらやろうと思っていた」

 右腕・モイネロの突然の登板。ファビアンへの初球は外角高めに外れたが124キロで、大歓声に包まれた。2球目も大きく外角に外れる124キロ。3球目は124キロがストライクゾーン高めに行き、三飛に打ち取ると両手を突き上げた。「もっと強く投げられるけど、当てるのが怖くて。(ファビアンに)何で右で投げるのと言われました」と笑った。

 登録は左投左打だが、シーズンでも「右」でファンを驚かせていた。6月6日のヤクルト戦で右打席に立ち、中前打を放った。入団前からモイネロを知る元全日本野球協会の関係者は「彼は両打ちだけど両投げでもある。右でも140キロは出る。WBCの時に右投げで練習している姿を見て本人に聞いたら“両方投げられる”と」と明かす。モイネロも「小さい時は投手以外は右で投げていた。遠投も外野手くらい投げられる」と胸を張った。

 グラブはソフトバンクの同僚・藤井から借りてきた。「楽しかった。いい思い出になった」。球界を代表する左腕が、遊び心満載の演出で沸かせた。

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