広島・新井貴浩監督 後半戦逆襲へ若ゴイに期待 「“ラストチャンス”と思うくらい目の色変えて」

[ 2025年7月23日 05:00 ]

広島・新井監督 
Photo By スポニチ

 広島は22日、マツダスタジアムで一部選手による練習を行った。前日までのヤクルト3連戦(神宮)では3連敗。前半戦は38勝45敗5分けのリーグ5位に沈む中、新井貴浩監督(48)は後半戦での巻き返しへ向け「いつもチャンスが来るわけではない。チャンスをつかんでほしい」と若手にハッパをかけた。激しいチーム内競争を促し、若手の台頭を心待ちにした。

 苦しい戦いを強いられているとはいえ、下を向いている暇はない。東京から帰広後、若ゴイたちはマツダスタジアムで汗を流し、26日からのリーグ戦再開へ準備を開始した。後半戦の巻き返しに向け、新井監督は若手の台頭を期待してハッパをかけた。

 「若い選手がぼちぼちいいものを見せてくれているので、後半戦は楽しみにしたい。いつもチャンスが来るわけではないので、このチャンスを“ラストチャンスなんだ”と思うくらい、そういう気持ちで目の色を変えて後半戦に入っていってほしい」

 チームは借金7のリーグ5位で前半戦を終了。一方で、楽しみな材料も見つかった。野手の定位置争いでは大盛、羽月がアピールを続け、19~21日のヤクルト3連戦では、昇格間もない若ゴイの活躍が光った。20日の同戦で22歳の二俣が途中出場から2号ソロを放つと、24歳の林も20、21日で2試合連続アーチ。指揮官の言葉を伝え聞いた2人は、二俣が「どのポジションでも競争がある。自分も何とか結果を残して、1試合でも多く出たい」と意気込めば、林も「チャンスをもらっていますけど、冷静にならないといけない。もっとより良くなるようにやっていきたい」と呼応した。

 矢野、坂倉ら主力級の選手らがベンチスタートになるなど現状、立場を確約されているのはファビアン、小園ぐらい。今後も激しいチーム内競争が予想される。20日のヤクルト戦では、坂倉が3回の守備から途中交代。直前の打席で捕邪飛に倒れた際、一塁へ走る姿勢を見せなかったことを“怠慢”と判断された。たとえ正捕手であっても、規律を乱すことは許されない。指揮官は凡事徹底を図り、チームの引き締めに取りかかっていた。

 「若い選手の成長に期待したいなと思うが、ずっとチャンスがあると思ってくれても困る。やらないといけないことをやらなかった場合は、どんどん外していく」

 浮上を目指す上でもここからチーム力が試される。残り55試合で新井カープはどんな成長を遂げるのか。若ゴイたちも目をギラギラと輝かせている。(長谷川 凡記)

「広島」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月23日のニュース