広島・モンテロ お目覚め2戦連発「感触めちゃめちゃ良かった」 2時間21分降雨中断経てドローも光明

[ 2025年7月18日 05:00 ]

セ・リーグ   広島1-1DeNA ( 2025年7月17日    マツダスタジアム )

<広・D(14)>2回、モンテロは左越えソロを放つ(撮影・岸 良祐)
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 広島のエレフリス・モンテロ内野手(26)がDeNA戦(マツダスタジアム)で2試合連発となる先制3号ソロを放った。前日16日の同戦では2カ月ぶりの一発が飛び出したばかりだが、この日も助っ人自慢のパワーがさく裂。続く打席でも、あと数メートルで柵越えの大きな中飛を放つなど、覚醒の予感を漂わせた。この日は試合前から降りしきる雨の影響で計3度、降雨中断では2リーグ制以降のプロ野球最長を更新する2時間21分間に及んだ中断の末、6回裏1死、降雨コールドで今季5度目の引き分けとなった。

 雨上がりのマツダスタジアムの夜空に、モンテロが鮮やかなアーチをかけた。

 「いい反応で、コンパクトに力強いスイングができた。ポイント前のいいポイントで、しっかり捉えられた。先制のホームランになって良かった」

 2回2死無走者、カウント2―2からケイの高めに浮いたカットボールを完璧に仕留めた。快音を残した打球は、一直線に左翼席へ突き刺さった。2試合連発の先制3号ソロに右拳を突き上げ、喜んだ。この日は試合前から雨天。2回表1死一塁の状況で雨脚が強まり、この日1度目となる1時間18分に及ぶ中断を挟んでいた。それでも集中力を切らすことなく、大きな一撃を生み出した。

 「昨日(16日)も本塁打を打てて、今日も感触はめちゃめちゃ良かった」

 前日16日の同戦では172打席ぶりとなる2号ソロを放ち、トンネルを脱出。そして、この日の2戦連発で覚醒の予感を漂わせた。15日DeNA戦で二塁打を放つまでは実に60打席にわたって長打が出ていなかったが、これで3試合連続長打をマーク。「打てない時はすごく苦しいけど、雰囲気がちょっと変わってきた」と手応えをのぞかせた。

 思うような結果が出ない期間も「守備は守備。打撃は打撃。ミスをしてもそれぞれ気持ちを切り替えている」とメリハリを大切にしてきた。そんな“優等生”助っ人は、開幕してから約4カ月で考え方も“日本流”に変化しつつある。米国時代は楽しむことを第一にプレーしていたが、「日本人は野球を仕事としてやっている。だからみんな責任感が強い」と意識の高さに感化された。そして自らもいっそう真摯(しんし)に野球と向き合うことで「とにかく勝ちたい。貢献したい」と強い責任感が芽生えた。それも今は、モチベーションの一つだ。

 5回1死でも、あと数メートルで柵越えという左中間への大飛球を放った。M砲は「打った瞬間はもっと飛ぶと思った。残念だった」と唇をかんだが、新井監督は「(状態は)上がっていると思う」と上昇気配を感じ取る。メジャー通算21発の本領発揮は、もう目前だ。(長谷川 凡記)

 《2リーグ制以降、天候による中断では最長》
 
 広島―DeNA戦(マツダ)は降雨により2回表に1時間18分、6回表に54分、6回裏に9分の3度、合計2時間21分中断の末、コールドゲーム。2リーグ制以降、天候による中断では63年8月29日、南海―阪急戦(大阪)の降雨による2時間14分を上回る最長記録となった。天候以外を含めても2番目の長さで、最長は64年6月30日、広島―阪神戦(広島)の2時間29分。2回裏の捕球をめぐるトラブルで収拾がつかずノーゲームとなっている。

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