広島が連敗脱出 モンテロ自力V消滅危機救う172打席ぶり2号「苦しかった」17戦ぶり4得点

[ 2025年7月17日 05:45 ]

セ・リーグ   広島4―3DeNA ( 2025年7月16日    マツダ )

<広・D>6回、左越えソロを放つモンテロ(撮影・岸 良祐)
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 広島は16日、DeNA戦(マツダ)に4―3で勝利し、連敗を「7」で止めた。同点の3回に大盛穂外野手(28)が勝ち越しの適時二塁打を放つなど、2死から3連打でリードを広げた。1点差に迫られた6回2死ではエレフリス・モンテロ内野手(26)が、5月17日の阪神戦以来となる2号ソロを放った。チームは6月22日の楽天戦以来、17戦ぶりの4得点を挙げ、“3点の壁”を打破。自力優勝の可能性が消滅、5位転落の可能性もあった中で打線が意地を見せた。

 待望の一撃に、マツダスタジアムは歓喜に包まれた。3―2の6回2死。モンテロはカウント3―1から先発・バウアーの内角カットボールを仕留め、左翼席へ2号ソロを突き刺した。

 「本当に練習でやっていることが出て凄くうれしい。それだけではなくて、チームの連敗を止めることができて凄くうれしい」

 実に5月17日の阪神戦以来、172打席ぶりの一発で、チームの不名誉記録を阻止した。チームとしても6日の巨人戦以来、8試合ぶりの本塁打で、6月22日の楽天戦以来、17試合ぶりの4得点を挙げた。17試合連続3得点以下となれば、54、59年の球団ワーストに並ぶところだったが、屈辱は回避した。

 モンテロは約2カ月、本塁打が出ず「苦しかった」と振り返るが、決して下を向かなかった。朝山打撃コーチから助言を受け、打撃フォームの修正に取り組んできた。13日の中日戦の試合前練習では、室内練習場で約40分も打撃練習を敢行。首脳陣がストップをかけるほどの熱量で、地道に努力を重ねてきた。その姿を一番近くで見てきたフェリシアーノ通訳も「本当にうれしい」とM砲と抱き合って喜んだ。

 また、伏兵も奮闘した。1―1の3回は2死から中村奨が左中間二塁打で起点をつくると、5試合ぶりに先発起用された大盛が先発・バウアーを捉えた。カウント1―1から内角チェンジアップをはじき返した一打は右翼線へ決勝の適時二塁打。「僕はできることをやるだけだと思っていた。自分のスイングができた」。2死から3連打が飛び出し、一気に流れを引き寄せた。

 全7安打のうち長打は4本。打線の奮起で効果的に得点を重ねることができた。「大きかった。やっぱり長打というのは点につながる」。新井監督も久々の快音連発に胸をなで下ろした。

 敗れていれば、首位・阪神の勝敗次第で自力優勝の可能性が消滅する危機だっただけに大きな1勝となった。チームの連敗は「7」でストップ。「(最近は)なかなか点が取れず、苦しい試合が続いていたが、今日をきっかけにしていきたい」。指揮官は巻き返しを期し、言葉に力を込めた。(長谷川 凡記)

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