【高校野球】聖地一番乗り 沖縄尚学春夏連続出場 2年ぶり11度目の夏

[ 2025年7月14日 05:30 ]

第107回全国高校野球選手権沖縄大会決勝戦   沖縄尚学9-1エナジックスポーツ ( 2025年7月13日    沖縄セルラースタジアム那覇 )

<沖縄尚学・エナジックスポーツ>優勝を決め、マウンドに集まる沖縄尚学ナイン
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 第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の地方大会が13日、各地で行われた。沖縄大会では決勝が行われ、沖縄尚学が全国一番乗りで甲子園出場を決めた。

 普段はポーカーフェースだが、最後は笑顔がはじけた。沖縄尚学の2年生エース・末吉良丞は、9回2死、最後の打者を二ゴロに打ち取るとマウンド上で人さし指を突き上げた。

 「沖縄大会を最後の試合まで勝ちきることができて、甲子園一番乗りを決められてとても気分がいい」

 今夏は計29イニングを投げ1失点、防御率は0・31だ。初回1死満塁で併殺崩れの間に1点を失ったが「打撃陣が強力なのでその後をゼロで抑えることを意識した」と切り替えた。9回4安打1失点9奪三振で138球を投げ抜いた。打っては4回に逆転の2点適時打を放つなど4打点。投打でけん引し、春夏連続甲子園切符を手にした。

 悔しさをバネにスタミナ強化に取り組んだ。昨夏3回戦のエナジックスポーツ戦では3番手で登板し、4回1失点の粘投を見せるも7回コールド負け。ウエートトレや、母・伊織さんが作る大好物のめんたいこパスタのおかげもあり、太腿回り71センチ、直球の最速は150キロを計測するまでになった。「今日は一試合投げ切れた。大きな成長だと思う」と雪辱に手応えを感じた。

 憧れの選手は同じ沖縄出身の左腕・宮城(オリックス)。「沖縄を代表する投手。力感のないフォームから強い真っすぐが投げられるのが凄い」と背中を追う。宮城も経験した2年夏の聖地のマウンドへ「甲子園で150キロを出したい。横浜高校さんと対戦できるのであれば次は勝って優勝したい」。今春選抜で敗れた王者撃破へ、琉球左腕が狙いを定めた。 (小林 伊織)


《エナジックスポーツは夏初出場ならず》
 2年連続で決勝に進出したが、夏の甲子園初出場を逃した。イーマン琉海(3年)は「1番・二塁」で出場し、4打数2安打1得点ながら「(好機で打てず)みんなの期待に応えられなくて悔しい」と肩を落とした。卒業後は大学への進学を考えており「いずれは沖縄県を代表するような選手になりたい」と前を向いた。

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