「諦めなきゃいけないかも…」肘炎症でスライダー“封印”危機も ダルビッシュ「考える事が多かった」

[ 2025年7月8日 14:30 ]

ナ・リーグ   パドレス3―6ダイヤモンドバックス ( 2025年7月7日    サンディエゴ )

ダイヤモンドバックス戦で今季初登板初先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)
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 右肘の炎症で開幕から負傷者リスト(IL)入りで迎えていたパドレスのダルビッシュ有投手(38)が7日(日本時間8日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦で今季初登板初先発。4回途中2失点で今季初黒星を喫したが、復帰した心境などを語った。

 「すごく不安もありましたけど、帰って来られて良かったです」。試合後、ダルビッシュは納得の表情で今季初登板を振り返った。

 カーブやスプリット、スライダーなど、変化球で空振りを奪えた投球内容については「球質に関しては変化球はすごく良かったです」とうなずいた。

 その上で特にスライダーは「肘のことでスライダーを諦めなきゃいけないかもしれないことに直面したりもあったので」と本音を吐露。肘への負担を考慮し“封印”すること可能性もあった中で「ちゃんと投げられたのがよかった」と手応えを口にした。

 3カ月遅れでの“開幕”に「3カ月、元気で休んでたわけじゃないので、ここから慎重にやっていきたい」とダルビッシュ。離脱中は「すごく難しかったですし、何て言うんですかね、色々考える事も多かった」と振り返り「いろんな人に助けてもらってこうやってまたマウンドに立てたので感謝です」と周囲の支えに感謝した。

 球速もこの日は最速95・9マイル(約154・3キロ)を計測し「96(マイル)とか見れると元気な証拠だと思うので、勢いのある球を投げられて良かった」と語った。

 今季初登板初先発となった初回はマウンドに上がる右腕に本拠ファンが割れんばかりの大歓声。先頭・キャロルをカーブで空振り三振。続くペルドモを遊ゴロに打ち取ると、3番・グリエルもスプリットで空振り三振。3者凡退で抜群の立ち上がりを見せた。

  1―0の2回は先頭・ネーラーを四球で歩かせると、続くスアレスを2ストライクと追い込みながらも4球目、94・8マイル(約152・6キロ)の直球が真ん中付近に入り、左翼線へ適時二塁打を浴び、同点。思わず苦い顔を見せた。

 1―1の3回は先頭・キャロルに初球のカットボールを狙われ右中間へ二塁打を浴びると、1死三塁からグリエルに左前適時打を許し、勝ち越し点を与えてしまった。

 4回は1死からトーマスを四球で出し、続くアレクサンダーを空振り三振に仕留めたところで、左打者・キャロルを迎え降板。後を継いだ松井裕樹がキャロルを中直に打ち取り、ダルビッシュの今季初登板は3回2/3を3安打2失点、4四死球、5奪三振だった。最速は95・9マイル(約154・3キロ)だった。

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