日本ハム・清宮幸太郎 今季本拠地1号「お待たせしました」 打てば6戦6勝6号

[ 2025年7月7日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム8―6楽天 ( 2025年7月6日    エスコンF )

<日・楽>7回、2ランを放ちベンチに向かってポーズする清宮幸(撮影・高橋 茂夫)
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 夏男の本領発揮だ。日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が6日、楽天戦の6―6の7回に決勝の6号2ラン。両軍計24安打の乱打戦を制し、3連勝での堅首に貢献した。今季の本拠地1号で、本塁打を放つと6戦6勝。通算70号のうち53本塁打が7月以降という夏場に強い男が、今季最多タイの貯金14となったチームの勢いを加速させる。

 気温が上がれば、調子も上がる。この男の季節がやってきた。6―6の7回2死一塁。清宮幸が、加治屋から右翼席に勝ち越しの2ランを運んだ。6月21日の中日戦以来10試合ぶりの6号。本拠地での今季1号が決勝弾になった。

 「お待たせしました。久々にいい感触で、やっと出たなという感じ。やっぱりエスコンでの本塁打が一番、気持ちいいです」

 2回までに0―4も、2回にレイエスの逆転満塁弾など6得点で逆転。だが、6回に追いつかれる苦しい展開だった。しかも清宮幸は、2回の三塁守備で先頭ゴンザレスのゴロを一塁へ悪送球する失策。この回3失点につながった。「(先発の)達に申し訳なかった。絶対に取り返そうと思った」とミスを取り返す一撃だった。

 新庄監督の「仕掛け」に応えた。7回1死からレイエスが四球を選ぶと、代走・五十幡を起用。相手バッテリーが足を警戒し「真っすぐが増えて1点取れたらいいかなって」という指揮官の狙いだった。野村は中飛も、清宮幸の一発はフルカウントからの高めの直球。「勝負に出ているのを感じた」という采配通りの一発に新庄監督は「エラーしたから打つと思った。エラーしたら打ちよる、あれは」とイジりながら称えた。前カードのソフトバンク戦は計40三振で3連敗も、楽天3連戦は計27得点で3連勝して首位をキープ。指揮官は「このチームで監督するの、もうしんどい。情緒不安定になるわ」と言いつつ満面の笑みだった。

 清宮幸はプロ8年目で通算70本塁打。うち53本が7月以降と夏場にめっぽう強い。きょう7日は七夕。幼少期から毎年、清宮家には願い事を短冊に書く夏の恒例行事がある。父・克幸氏(日本ラグビー協会副会長)をはじめ家族の決まり事で、不在の年には「代筆もある」という。今年は事前に「リーグ優勝、日本一」と「30本塁打」と短冊に書いた。

 「まだまだ足りないんですけど。取り返すつもり。正真正銘の夏男になれるように頑張ります」。夏の願いをかなえる秋へ。清宮幸の熱い夏が始まった。(田中 健人)

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