ヤクルト主将・山田V2点打 恩師・池山2軍監督超え球団単独2位の899打点「素直にうれしい」

[ 2025年7月7日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―4中日 ( 2025年7月6日    バンテリンD )

<中・ヤ>決勝打を放った山田はガッツポーズで記念撮影(撮影・椎名 航)
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 キャプテンが7カードぶりの勝ち越しへ導いた。ヤクルトは1点を追う3回1死満塁から、内山の右犠飛で同点。なおも一、三塁で山田に打席が回った。「積極性を忘れずに。流れに乗れた」。初球のシュートに迷わずスイングし、右中間を破る勝ち越し2点二塁打で勝利を呼び込んだ。

 偉大な先輩の記録を超えた。これが通算899打点。池山2軍監督の898打点を抜き球団単独2位に浮上した。入団時は2軍打撃コーチとして指導を受け、3度のトリプルスリー達成の基礎を叩き込まれた恩師。「記録を抜けて素直にうれしい」と喜んだ。池山2軍監督が持つ通算304本塁打の球団最多本塁打記録にもあと1本で「1年目からコーチとして携わってくれている方なので、並べるのは凄くうれしいこと」とこちらの記録も見据えている。

 ここまで打率・206、4本塁打、19打点。ベンチスタートの試合も少なくない。それでも、経験の浅い若手たちに1軍でプレーする上での心構えを説くなど、プレー以外でもチームを下支えしている。周囲に与える影響力の大きさも高津監督が主将に指名する理由の一つ。「彼が本気で打席やグラウンドに立てば若い選手の刺激になる。そういう姿を見せるだけでチーム力は上がる」と強調する。

 16日には33歳の誕生日を迎える“夏男”。七夕で短冊に書きたい願い事を聞かれると、ちゃめっ気交じりに「少しでも暑さが和らぎますように」と答えた。指揮官が「まだ(シーズンは)半分あるわけだから」と言うように、輝きを取り戻すための時間は、十分に残されている。(重光 晋太郎)

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