西武・渡部聖 一球で仕留めた決勝打 開幕7連勝モイネロに土つけた

[ 2025年7月5日 05:22 ]

パ・リーグ   西武1―0ソフトバンク ( 2025年7月4日    みずほペイペイD )

<ソ・西>8回、モイネロ(左)から先制適時打を放つ渡部聖(撮影・岡田 丈靖)
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 チャンスは一球。西武ドラフト2位・渡部聖は狙ったボールを見逃さなかった。

 0―0の8回1死二塁。狙っていた初球のカーブを中前に運ぶ、待望の先制打が決勝打になった。二塁走者・滝沢がスタートを切ったが、バットを出した。結果的にランエンドヒットの形になったが、飛球やライナーで併殺になる可能性もあった。「本来は見逃すべきだった。でも一球で仕留めないと、打てるボールは来ない。絶対仕留める自信もあった」と、迷わずに振り抜いた。

 モイネロからは今季10打席目で初安打。開幕から7連勝中だった左腕に今季初めて土をつけた一打だった。1、2打席目はチェンジアップで打ち取られ、変化球を狙った6回の3打席目は直球3球で空振り三振。「次も変化球を張るのは気持ち的には不安だったけど、変化球一本で待っていた」。球界屈指の左腕と駆け引きできることが、開幕から3番を託される理由だ。

 左足首の捻挫から6月27日に復帰し、ファンの公募からキャッチフレーズは「獅子の若大将」に決まった。「調子が良かろうが悪かろうが仕事ができることにこだわっていきたい。これから(若大将ぶりを)バンバン見せていきたい」と、クリーンアップとしての自覚をにじませる渡部聖。負ければ首位チームの背中が遠のく大事な一戦で、チームの連敗を3で止めた。難攻不落の左腕も、連敗も止めた。若大将の名に恥じない、勝負勘を見せつけた。(福井 亮太)

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