阪神・大山 森下の神生還呼んだラッキー決勝内野安打 今季イニング別最多“ラッキー8”41得点

[ 2025年7月3日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神1-0巨人 ( 2025年7月2日    甲子園 )

<神・巨(14)>8回、遊撃適時内野安打を放つ大山(撮影・中辻 颯太)
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 劇的な決勝点奪取を演出したのは、大山だった。スコアレスで迎えた8回2死一、二塁。田中瑛の初球を捉えた遊撃へのゴロは、イレギュラーバウンドとなって泉口の左肩に当たる強襲の内野安打となった。二塁走者・森下の“神タッチ”で決勝点が生まれた。

 「僕はもう必死に一塁に走っただけなんで。(森下の走塁は)驚いてはないですね。森下がスライディングがうまかったんでそこは森下に感謝したいし、大竹に勝ちを付けることができたし、チームとしても勝てたんでそこが一番良かった」

 会心の一打でなくても、チーム一丸となってもぎ取った1点が結果的に値千金の決勝打となった。この回、左腕・中川がピンチを招き、大山を迎えたところで右腕の田中瑛にスイッチ。田中瑛には試合前の時点で今季4打数2安打と相性は良く「大山は右には強いですからね」と話した藤川監督の期待にもしっかりと応えて見せた。

 しびれる投手戦の中で均衡が破れたのは“ラッキー8”。この1点で今季、8回の攻撃はイニング別最多の41得点目となった。森下、佐藤輝が好機をつくり、頼れる5番が勝負どころで仕事を果たして接戦をモノにした。

 連勝スタートのチームだけでなく、大山にとっても7月は腕の見せどころだ。昨季は月間打率・300をマーク。キャリア通算でも9月の29本塁打に次ぐ、24本を放っている“夏男”にとって待ちに待った時期がやってきたと言える。

 背番号3の快音が首位を快走する猛虎をさらに勢い付かせる。

《データ》
○…阪神は巨人に連勝でシーズンの対戦を10勝4敗とした。巨人にシーズン14回戦で10勝は、62年の13回戦(10勝2敗1分け)に次ぐチーム2番目のスピード到達となった。なお47、75、79、03、04、23年が15回戦で10勝目。過去15回戦までに10勝した7度のうち、1リーグ時代の47年、セ・リーグの62、03、23年の4度でリーグ優勝している。

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