菅野智之 渡米後最多の10安打浴び4回2/3を6失点降板 2戦続けての大量失点で7勝目ならず

[ 2025年7月3日 10:31 ]

ア・リーグ   オリオールズ―レンジャーズ ( 2025年7月2日    アーリントン )

マウンド上で厳しい表情を見せるオリオールズ・菅野(AP)
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 オリオールズの菅野智之投手(35)が2日(日本時間3日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発。4回2/3を10安打6失点で降板した。3回に先制3ランを許すなどレ軍打線につかまり、試合をつくることができず、7勝目はならなかった。防御率は4.44、19被本塁打はリーグワースト3位タイとなった。

 初回、先頭のスミスに初球を叩かれ右前打を許したが、シーガー、セミエンはともに1球で外野フライ。盗塁と捕手の悪送球で2死三塁のピンチは迎えたが、4番・ガルシアをスプリットで空振り三振に仕留めてスコアボードの左端に「0」を刻んだ。

 2回も1死からハイムを93.2マイル(約150.0キロ)直球で見逃し三振に仕留めるなど危なげなく3者凡退。しかし落とし穴は3回に待ち受けていた。先頭打者への四球と安打などで2死二、三塁の局面を招くと3番・セミエンに左中間先制3ランを被弾。この試合までメジャー通算1578安打、246本塁打。レンジャーズを代表する強打者に痛恨の一発を浴びた。

 4回にも無死からの連打でピンチを招き、2死二、三塁からデュランに2点中前打を許し、5回にはシーガーにもソロ本塁打を被弾。思い通りにいかず、失点を重ねる状況にマウンド上でわずかに首をかしげるのみだった。

 前回登板の6月27日(同28日)レイズ戦では2回に3本塁打を許すなど、序盤に捕まり5回9安打7失点。不本意な投球に終始したが、打線の手厚い援護を受け、6勝目をマークした。巨人時代の19年に記録した5失点勝利を上回る7失点勝利は、オ軍タイ記録。日本投手では野茂、松坂、上原に次いで4人目で、1927年に2投手がマークしたメジャー記録の8失点勝利に迫る珍記録となった。

 2戦続けての大量失点。シーズン序盤は持ち味の安定感を示し続けたが、ここにきて失速。5試合連続で6回以上自責3以下のクオリティースタート(QS)を記録できていない。経験と実績豊富なオールドルーキー。今後の反発力に期待がかかる。

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