阪神・森下 「甲子園を味方に」球団史上初3戦連続V弾へ 来場予定昭和最強トリオの前で伝説つくる

[ 2025年7月1日 05:15 ]

<阪神資料>森下翔太 2025年6月21日撮影
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 レジェンドの前で伝説アーチだ。阪神は1日から本拠地・甲子園で巨人との伝統の一戦に臨む。森下翔太外野手(24)は、28日のヤクルト戦から2試合連続で決勝本塁打を放つなど両リーグ断トツの勝利打点13。「バックスクリーン3連発」の伝説を残したランディ・バース氏(71)、掛布雅之氏(70)、岡田彰布氏(67)が来場予定の初戦で、2リーグ制以降では球団史上初となる3戦連続V弾に挑む。 

 レジェンズデーの主役を担うのは、この男が最もふさわしい。きょう1日から始まる巨人との3連戦。今季、宿敵をお得意さまとしている森下の言葉には自然と熱がこもった。

 「(ホームの)甲子園というところを味方につけて、まずは最初(初戦)に勝って、カードでも勝ち(越し)たいなと思います」

 1日は球団創設90周年企画「レジェンズデー」の最終日として開催される。1985年4月17日の巨人戦で、バックスクリーン3連発で伝説となったバース氏、掛布氏、岡田氏が聖地に来場する。タテジマのユニホームを着て歴史を彩ってきた先人の特別映像も場内で放映される予定。そんなメモリアルデーだからこそ、勝負強さが売りの背番号1に期待がかかる。

 打つ気配はプンプンと漂う。リーグ戦が再開した6月27日からのヤクルト3連戦では、2戦目の28日に0―0の5回2死二塁から試合を決める2ラン、翌29日には初回2死無走者から先制のV撃を放った。ここまでチームの40勝のうち、約3分の1にあたる「13」の勝利打点を挙げている。バックスクリーン3連発のレジェンドの前で2リーグ制以降では球団史上初となる3戦連発のV弾。それが最高のシナリオだ。

 「自分のスイングをすれば結果はついてくると思う。変わらずやります」

 交流戦中には状態が下降した影響もあってか、口数も少なかった。それでも2試合連続アーチで、その言葉にも完全復調への手応えを取り戻しつつあることがうかがえる。過去2年、夏場に確実に状態を上げていく森下が、かねて「ライバル球団。そこで打てばチームも勢いづくと思う」と話す巨人戦。チームの独走をさらに加速させる上で、伝統の一戦は格好の舞台となる。

 今季、宿敵相手には絶好調。打率・356(45打数16安打)、いずれもカード別最多の4本塁打、13打点をマークしている。伝説の3連発から今年で40年。令和にプロ入りした24歳が、昭和最強トリオの前で新たな伝説を残すか――。(石崎 祥平)

 《データ》
 ○…森下(神)は6月28、29日のヤクルト戦で決勝本塁打。集計の残る2リーグ制以降、阪神で3試合連続決勝弾の選手はおらず、快挙の期待がかかる。他球団を含めても、16年に広島・鈴木誠也(現カブス)が6月17~19日のオリックス戦、DeNA・筒香が7月19、20日のヤクルト戦と22日の巨人戦で達成したのが最後になる。

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