“韓国最強守護神”コ・ウソクがタイガースとマイナー契約へ「米国に残って挑戦を続ける」と母国メディア

[ 2025年6月24日 15:28 ]

マーリンズ傘下3Aを退団のしたコ・ウソク(AP)
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 マーリンズ傘下3Aジャクソンビルを自由契約となった韓国人右腕の高祐錫(コ・ウソク)投手(26)がタイガースとマイナー契約を結んだと24日、韓国メディアが報じた。

 韓国メディア「スポーツ春秋」が「マーリンズマイナーチームから放出されたコ・ウソクが新しいチームを見つけた。米野球に精通した消息筋によると、“コ・ウソクがデトロイト・タイガースとマイナーリーグ契約を結んだ”とし“米国に残って挑戦を続ける”と伝えた」と報道した。

 コ・ウソクは今春キャンプ中に右手人差し指を骨折。出遅れたもののマイナーで段階を経て3Aまで昇格。3Aでは5試合に登板し、計5回2/3を投げ、1失点、防御率1・59だったが、3A昇格から1カ月もたたない今月17日(日本時間18日)、3Aからリリースされ、退団することとなった。

 コ・ウソクは韓国プロ野球で2022年に42セーブを挙げるなど“韓国最強守護神”として、通算139セーブをマーク。23年オフにポスティングシステムを使い、LGから2年総額450万ドル(約6億4000万円)でパドレスに加入したが、昨春のオープン戦で結果を残せずマイナーで開幕を迎えた。

 その後、パドレス傘下2Aでプレーしていたが、昨年5月上旬にアラエスとの1対4のトレードでマーリンズに移籍。5月末にDFA(出場選手登録の前提となる40人枠から外す措置)となり、マイナーでメジャー昇格を目指し、登板を続けた。今キャンプは招待選手として参加。初のメジャー昇格へアピールが必要だったが、ケガという不運に見舞われ、最終的には自由契約となった。

 韓国球界に戻る選択肢も考えられたが、米球界で挑戦を続けることとなった。

 タイガースは現在ア・リーグ中地区で首位を独走。ただ、昨季28セーブを記録したジェイソン・フォーリーが5月に右肩手術を受けたため、今季の全休が決定。ブルペン補強が必要な状況となっている。

 「スポーツ春秋」は昨季、タイガースが先発スクバル登板時以外の試合はすべて「ブルペンデー」でワイルドカードを突破したことを紹介。ヒンチ監督がブルペンデーで戦うことを「Pitching chaos(ピッチングのカオス/無秩序)」と呼び、投手を従来のように先発・中継ぎ・抑えなどと固定した役割にせず、状況に応じて次々と変えていく柔軟性を持った指揮官であると指摘。「この柔軟なブルペン操作がコ・ウソクにとってチャンスになるかもしれない」と記した。

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