広島・大盛 定位置奪取へ覚悟新た 直近出場5戦連続安打中「一試合で何か一つでも残したい」

[ 2025年6月17日 05:45 ]

広島の大盛
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 出場5試合連続安打と、好調ぶりを見せている広島・大盛穂外野手(28)が、チームへの貢献とともに、定位置奪取に向けての覚悟を新たにした。17日からのソフトバンク3連戦(マツダ)では、自主トレで師事する近藤健介外野手(31)に走攻守三拍子で成長した姿を届け、スタメン定着へ駆け上がる。

 売り出し中のプロ7年目・大盛は、走攻守でアピールを期し、外野の定位置奪取へ駆け上がる覚悟を示した。

 「一試合で何か一つでも残したい。一つの走塁、守備に対しても、一球一球本当に必死に取り組む姿勢を見せたい。今のうちに、いけるところまでいきたい」

 18年の育成ドラフト1位で入団した28歳が今、勢いに乗りつつある。開幕から代走、守備固め要員だったが、転機が訪れたのは8日の西武戦。代走から中堅守備に就き、8回先頭で回ってきた打席で今季1号の右越えソロを放った。実に2年ぶりの一発となったが、まぐれではなかったことを自ら証明した。12日のロッテ戦で今季初先発を果たすと、2試合連続で先発した翌13日の日本ハム戦では2号ソロを放ち、勝利に貢献。出場5試合連続安打中で、打率は・346と存在感を発揮する。新井監督も「良いアピールをしてくれている」と評価しており、今後も適宜、先発起用される見込み。課題としていた打撃が改善傾向にある要因を大盛が説明した。

 「考えながらできている。打席に向かう前に“こうしようかな”という部分は、ちょっとずつできている。初球はできるだけ、足を上げて思い切っていこうと。無理だと思ったら、ノーステップにして、追い込まれてからも何とか粘れるようにやっている」
 頭の整理と並行して打席での対応力も着実に実を結んでいる。きょう17日からのソフトバンク3連戦では、オフの自主トレで師事する近藤に成長した姿を届けるつもりだ。

 「お世話になっているので、何とかプレーで良いところを見せたい。交流戦で会えるのを楽しみにしている」

 昨オフの自主トレで師匠からは「三振が多いとか、空振りが多いとか気にしすぎている。崩されずに打とうとか思わない方がいい。思い切っていっていい」と説かれた。この“金言”を今も心に留めて好結果につなげている。

 チームは対ソフトバンク通算19勝46敗6分けで、直近4年は1勝9敗2分けと苦しんでいる。苦手克服に向け、好調の大盛がキーマンの一人となるのは言うまでもない。 (長谷川 凡記)

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