日本ハム・柳川が3者連続Kで今季初勝利「持ち味出せてよかった」

[ 2025年6月16日 06:00 ]

交流戦   日本ハム8―7広島 ( 2025年6月15日    エスコンF )

<日・広>10回に登板した柳川(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハム・柳川大晟投手(21)が15日、広島戦で7―7の延長10回から6番手で登板。先頭の野間峻祥外野手(32)から始まる下位打線を3者連続三振に仕留め、その裏の田宮裕涼捕手(25)の劇的なサヨナラ本塁打を呼び込んだ。14日に続く連投となったが、これで6者連続三振。今季初勝利をマークした高卒4年目右腕が、確かな成長を示している。

 サヨナラ弾で試合を決めた田宮は、誰もが認める大ヒーローだろう。しかし、延長10回を3者凡退で切り抜け、劇勝を呼び込んだ柳川も間違いなくヒーローだ。舞い込んできた待望の今季初勝利。今季初のお立ち台で自然と笑みがこぼれた。

 「中継ぎなので勝ちが付くことはあまりないんですけど、勝ててうれしい。持ち味を出せて良かった」

 6回表終了時点で0―7。この日の出番はないかと思われたが、風向きが変わったのが8回だった。2点差に迫り、「あるかなと思って」と肩をつくり始めた。そして9回2死から奇跡の同点に追いつき、巡ってきたマウンドで野間、矢野、石原を3者三振斬り。「正直、来ないかなと思っていたので逆に緊張せずに投げられました」と笑った。

 高卒3年目だった昨春に支配下昇格。守護神を任された8月に8セーブを挙げるも、終盤に疲労から失速した。すると自身のSNSには一部の心ないファンから誹謗(ひぼう)中傷が届き、野球とは関係ない言葉に心を痛めた時期もあった。ただ、「今年は気にしなくなりましたね」と、屈することはなかった。

 前日に続く連投で6者連続三振をマーク中。今季は自己最速タイに迫る157キロを計測するなど、柳川は「昨年の感覚がちょっとずつ戻ってきている。勝ちパターンに入れるのが一番良いので、継続していきたい」と、先を見据えた。(清藤 駿太)

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