阪神・藤川監督 禁断のトリプル回またぎ不発 勝ちパターン投入で及川&岩崎耐えるも湯浅力尽く…

[ 2025年6月16日 05:15 ]

交流戦   阪神2-3楽天 ( 2025年6月15日    楽天モバイル )

<楽・神(3)> 9回、選手交代を告げる藤川監督(中央) (撮影・須田 麻祐子)
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 阪神・藤川監督の禁断のトリプル回またぎリレーが失敗した。7回から及川、9回から岩崎、延長11回から湯浅に、それぞれ2イニング目を投げさせた。しかし死に物狂いの継投策で並べたスコアボードの「0」は、抑えれば引き分けの延長12回に崩れる。今季2度目の複数イニングになった湯浅が1死から悪夢の3連打。宗山に二塁打を浴び、辰己に右前打でつながれ、最後は代打・黒川にサヨナラの二塁内野安打を打たれた。

 「明日(16日)はゲームがないので、(岩崎は)抑えですけど、球数もいけたので、いってもらいました」

 特に守護神の岩崎に複数回任せた理由を、指揮官はそう説明した。3者凡退に抑えた最初の9回が12球だったことで、延長10回も続投させた。岩崎にすれば、1回1/3以上を投げるのは、中継ぎ時代の21年10月9日ヤクルト戦以来、実に4年ぶり。この日、緊急で任された2イニングを無失点に抑え、前回登板11日西武戦でサヨナラ打を浴びた雪辱をした。

 チームで2番手以降の3投手がいずれも1イニングを超えて登板するのは、昨年6月29日ヤクルト戦以来。この時は、先発・伊藤将が3回途中5失点で降板した後に浜地、富田、島本が登板したもので、いわゆる「必勝パターン」を使った今回とは大きく事情が異なる。連敗を5で止めるために、勝って17日からの甲子園でのロッテ戦に臨むために、ブルペンに駒を余してでも実績ある投手を使った。それほど藤川監督は必死だった。救援3人を「精いっぱいやってくれたと思う」と慰労した。

 攻撃もチグハグな形が散見した。6連敗を真摯に受け止める。「まだまだシーズンなかば。起こること全てを糧にしたい。自分自身も厳しい目で自分を見るし、チーム全体としてもゲームに向かう気持ちを、また甲子園に戻って、しっかりと戦っていく。糧にしながら戦うというのが非常に重要なのかなと思います」。再出発を誓った。(倉世古 洋平)

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