虎の“ミスターサンデー”伊原がチームの連敗止める 「父の日」白星で最高のプレゼントを届ける

[ 2025年6月15日 05:15 ]

交流戦   阪神4―5楽天 ( 2025年6月14日    楽天モバイル )

キャッチボールを終え、引き揚げる阪神・伊原(撮影・平嶋 理子)
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 阪神の連敗ストップは、伊原に託された。15日の楽天戦に先発。ドラフト1位左腕が、10日の西武戦から始まった連敗を5で食い止める。

 「あまり相手の流れにのみ込まれずにいきたい。自分のペースに持ってこられたら良いと思う」

 新人ながらここまで5勝。ドラフト制以降で阪神の新人左腕が6月までに6勝を挙げれば、67年の江夏豊以来58年ぶりとなる。規定投球回未満ながら、防御率は0・99と抜群の安定感。先発として最も重要視されるゲームメークの能力にたけているのは明らかだ。加えて、救援陣の苦戦が続く6月戦線。1イニングでも長くマウンドを守り抜き、チームを勝利に導く構えだ。

 負けられない理由は他にもある。15日は「父の日」。伊原はかねて、父・伸さん(57)を「明るくて面白い」と表し、「父は自分のやりたいことを尊重してくれた」とも語っていた。プロ入り後初めて迎える「父の日」に、勝利という最高のプレゼントを是が非でも届けたい。

 初めてのDH制での登板。「投げることに集中できる。とにかく一生懸命投げたい」。投球だけに神経を注ぎ、チームの負の連鎖を断ち切る。(松本 航亮)

【球団新人左腕では江夏以来の6月までに6勝へ】

 ○…伊原(神)は目下5勝1敗。ドラフト制以降、阪神の新人投手が6月までに6勝目を挙げれば99年福原忍の7勝以来だが、福原はすべて救援勝利。先発で6勝は94年藪恵市の6勝以来、31年ぶり2人目になる。また左腕では67年江夏豊の6勝に58年ぶりに並び最多となるが、江夏は先発では4勝。伊原は5勝ですでに上回っている。

 ○…5月11日、中日戦のプロ2勝目からは5試合で4連勝中。ドラフト制以降の阪神新人投手の5連勝以上は、67年江夏の6連勝(うち先発で4勝)、84年池田親興の5連勝(同4勝)、94年藪の6連勝(すべて先発)の3人。

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