早大・小沢 「魚雷バット」でコールド勝ち導く一発!恩師の健大高崎・青柳監督に成長見せた

[ 2025年6月11日 05:00 ]

第74回全日本大学野球選手権・第2日2回戦   早大12―2東亜大 ( 2025年6月10日    東京D )

<早大・東亜大>4回、2ランを放つ早大・小沢(撮影・大城 有生希)
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 1回戦4試合、2回戦1試合が行われ、昨年準優勝の早大は12―2で東亜大に6回コールド勝ちし、準々決勝に駒を進めた。4回に3番・小沢周平主将(4年)の右越え2ランなどで一挙6得点。3季連続優勝の春季リーグ戦でも本塁打を放っていた「魚雷バット」で全国大会でも一発を放った。また、神宮での1試合が降雨順延となった。

 主将の一撃が初戦突破に導いた。4回2死二塁、早大の3番・小沢が右越え2ラン。一挙6得点を演出し「上がりすぎたけど東京ドームならではのホームランだった」と振り返った。

 1点差に迫られた直後の4回。渋谷の中前打で4―2とした後の、貴重な2ランだった。リーグ戦でも本塁打を放った魚雷バットでの一発で先発全員の13安打、12得点の6回コールド勝利をけん引。小宮山悟監督は「助かる本塁打でした」と称えた。

 主将の重責を痛いほど経験していた。健大高崎(群馬)では、2年秋に新チームの主将に就任も、3年夏を迎える直前、主力打者としての負担軽減のため主将を外れた。だが、群馬大会決勝で敗れ甲子園出場を逃した。「仲間の大切さを学んだ」と力不足を痛感した出来事だった。

 この日、ネット裏には健大高崎・青柳博文監督の姿があった。再び主将となって迎えた全国大会で、チームを勝利に導く活躍。恩師が「本当に成長しました」と目を細めれば、小沢も「成長した姿を見せることができた」と胸を張った。

 2季連続の優勝決定戦で明大を破って3季連続優勝をつかんだリーグ戦から「チーム力で勝たないといけない」とメンバー外の選手を交えたミーティングを実施して、団結を図った。普段は辛口な指揮官も「みんなが一致団結しているのが目に見えて分かる」と手応えを口にしている。

 昨年は決勝で青学大に敗れて逃した日本一。10年ぶりの頂点へ、「主将・小沢」が名門を引っ張っていく。(柳内 遼平)

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