野村謙二郎氏「各球団から疑われましたね」と苦笑い 30年前の偉業の裏で「古田さんは僕の…」

[ 2025年6月5日 16:49 ]

野村謙二郎氏
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 BSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)が3日に放送され、元広島監督の野村謙二郎氏(58)がゲスト出演。左打者として初のトリプルスリーを達成した1995年を苦笑いまじりに振り返った。

 大分県出身で、地元の佐伯鶴城から駒大を経て1988年ドラフト1位で広島入りした野村氏。現役時代には左打者初のトリプルスリーを達成して通算2020安打を放ち、最多安打、盗塁王など数々のタイトルも獲得した。2010年からは5年間にわたって監督を務め、のちにセ・リーグ3連覇を成し遂げるカープの礎をつくったレジェンドだ。

 トリプルスリーとは打率3割、30本塁打、30盗塁を同一シーズンでマークすること。野村氏は1995年に打率.315、32本塁打、30盗塁で達成した。

 だが、それまでは90年の16本塁打が自己最多で、トリプルスリー達成前年の94年は10本塁打。打率と盗塁数はともかく、野村氏自身が「ホームランは打てないと思っていた」ように、野村が30本塁打超えはおかしい!とばかりに「もう各球団から疑われましたね」という。

 「古田さんは僕の折れたバットを持って帰ってチェックしたらしいですから。絶対何か細工してるって」と苦笑いの野村氏。当時ヤクルトの名捕手として鳴らし、のちにヤクルト監督も務めた古田敦也氏(59)から向けられた“疑いの目”を明かしつつ「何もしてないんですけど…」と首をかしげた。

 実は当時、3割と30本塁打を確定させ、最後に残ったのが30盗塁だった。

 「これもまた古田さんが絡んでくるんですけど。絶対俺からは盗塁させないよっていうんで」。敵地・神宮で行われたヤクルト戦でスタートのタイミングをあえて遅らせるディレード・スチールで捕手・古田からシーズン30盗塁目を決めた野村氏。

 「絶対阻止してやるっていうオーラが出てたんで、古田さんから」と通常通りにスタートを切るのではなくディレード・スチールを選んだ理由を明かして懐かしそうだった。

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