片岡篤史氏 阪神のポイントは森下と佐藤輝の勝負強さ 交流戦だからといって戦術を変える必要はない

[ 2025年6月3日 05:15 ]

阪神の森下(右)と佐藤輝
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 【片岡篤史 視点】交流戦に初めて臨む藤川監督と、阪神育ちの新庄監督がいきなり直接対決する。接戦に強く、バランスも取れているというチームカラーも似ている。そしてともに首位同士。見どころは尽きない。

 広島に3連勝して、貯金10の阪神はいい流れで交流戦を迎えた。「パを相手にどう戦おう」「DHは誰を使うか」などと考える必要はなく、故障者もいないからこれまで通りの戦いで臨める。これは非常に大きなポイントだ。攻撃でも近本から大山まで上位打線は安定している。相手によって打順を組み替えることなく、結果を残しているから、交流戦だからといって戦術を変える必要はない。

 糸原や豊田の起用が予想されるDHについても、下位打線でチャンスメークやつなぎに徹してくれれば十分。阪神は2年連続で交流戦負け越しを喫しているが、森下と佐藤輝が勝負強さを発揮すれば、強力な投手陣を前面に押し出した戦いができるはず。その意味でもポイントは森下と佐藤輝になる。

 交流戦を経て、セもパも上位チームと下位がはっきり分かれ、その後のペナントレースの流れが決まる傾向がある。阪神としては同一カード3連敗だけは避け、交流戦の勝率5割を意識すれば、大崩れするリスクは低い。日本ハムの初戦先発は台湾出身の古林睿煬(グーリン・ルェヤン)。先に打席に入った打者から情報を共有し、早めに仕掛ける意識を持つことが大事だ。 (スポニチ本紙評論家)

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