千賀滉大 7回途中2安打2失点でリーグ3位タイ6勝目 防御率1.60は同トップ 初回に珍事連発も好投

[ 2025年6月1日 07:39 ]

ナ・リーグ   メッツ8―2ロッキーズ ( 2025年5月31日    ニューヨーク )

ロッキーズ戦で7回途中2失点と好投したメッツ・千賀(AP)
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 メッツの千賀滉大投手(32)が31日(日本時間6月1日)、本拠でのロッキーズ戦に先発登板。初回に珍事が連発する立ち上がりとなったが、6回1/3を2安打2失点に抑えてこの時点でリーグ3位タイの今季6勝目を挙げた。この日で再び規定投球回に到達して防御率は1.60とし、ドジャース・山本由伸(1.97)を上回ってリーグトップに立った。チームは快勝で2連勝とした。

 1番のベックはカウント1―2から打者が構え遅れてピッチクロック違反のため自動的に三振となる珍事。球審が打者にピッチクロック違反を告げると、千賀は苦笑いを浮かべて手に持っていた白球をボール回しのために野手に渡した。“ピッチングニンジャ”の愛称で知られるMLB公認アナリストのロブ・フリードマン氏は自身のXで「素晴らしいゴーストピッチだ」と動画付きで当該場面を紹介した。

 続く2番トーバーにはフルカウントから低めのフォークを拾われて左翼席へ先制弾を被弾した。中継局によると、千賀が代名詞のゴーストフォークを被弾するのはキャリア通算2本目。マウンド上でしかめっ面を浮かべたが、3番グッドマン、4番マクマーンを連続三振に仕留めて最少失点でしのいだ。

 打線はその裏の攻撃で千賀を援護した。1死満塁から5番バティが走者一掃の適時三塁打。2死後に7番テーラーが中前適時打を放ち、4点を奪ってひっくり返した。さらに4回にもニモの2ラン、ソトの2者連続本塁打で3点を奪った。

 千賀は初回にソロ本塁打を許した以降は立ち直り、2回以降は5イニング連続で3者凡退に打ち取り、6回までに7三振を奪った。7回は2四球が絡んで1失点。7―2となったところで球数が92球に達して降板した。

 この日の千賀の最速は95.3マイル(約153.4キロ)。今季これまで32%だった直球の比率が25%に減り、これまで5.9%だったスライダーの比率が16%で、スイーパーを合わせると全体の21%と配球の比率に変化も見られた。

 千賀はメジャー3年目の今季、10試合に登板して5勝3敗。現在は規定投球回未満だが、「隠れ1位」の防御率1.46だった。

 前回登板は25日の本拠でのドジャース戦。初回に大谷翔平に先頭打者弾を浴びたが、5回1/3を5安打1失点5奪三振に抑えて今季5勝目を挙げた。この試合の2回2/3に達した時点で規定投球回に到達し、ドジャースの山本由伸を抜いて防御率1.46でリーグトップに立っていた。

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