ソフトバンク・有原が今季5試合目で初勝利 小久保監督は通算100勝

[ 2025年4月26日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―0楽天 ( 2025年4月25日    楽天モバイル )

<楽・ソ>今季初勝利を挙げた有原(撮影・西川 祐介)
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 ソフトバンクの有原航平投手(32)が25日、敵地での楽天戦で今季5試合目の先発マウンドに臨み、8回5安打無失点で初勝利を挙げた。得点圏に走者を背負っても粘り強く投げ、日本ハム時代の19年8月から続いていた楽天モバイルでの連敗を6で止めた。小久保裕紀監督(53)は2リーグ制後では4番目のスピード記録となる監督100勝に到達。チームは今季2度目の3連勝で最下位から脱出した。

 早大の後輩である楽天のエース・早川との投げ合い。一歩も譲らず粘って「0」を並べた。有原が今季5戦目の先発登板で待望の初白星を挙げた。

 「凄く早川がいい投球をしていたので。何とか粘り強くという意識が、ランナーが出ても抑えられた要因かなと思います」

 序盤3回までは両者ともにパーフェクト投球。最初に安打を許したのは有原だった。4回先頭の小深田に右前打を許すと、続く村林の三塁線へのボテボテの当たりが内野安打になる。無死一、二塁のピンチを背負うも動じない。3番・浅村を内角のツーシームで注文通りの遊ゴロ併殺に仕留めると、2死三塁で4番・鈴木大を151キロ直球で遊ゴロに抑える。しっかりと持ち味を発揮した。

 5、8回に1死三塁のピンチを招くが、投球術が光る。5回は宗山、8回は小深田に対して、いずれも高めのカットボールで遊飛に抑えた。8回を投げて5安打無失点。9回に味方打線が1点をもぎ取り、初白星をつかみ取った。

 小久保監督にとっては節目の通算100勝目となった。今季2度目の3連勝で最下位から脱出し、ここから巻き返していく。指揮官は仙台への移動日だった前日にコーチ陣と食事会を開いた。宿題として課していた「勝つためにどうすればいいか」というテーマの各自のスピーチに耳を傾けた。

 監督自身は野手出身だが「野球は投手」と常々語る。「序盤の早川はノーチャンスに近かった。1点でも取られたら厳しいという意識だったんじゃないか。チャンスで点が取れず、本来流れがいってしまうところを粘ってくれた。勝ちをつけられて良かった」とエースの好投を称えつつ、ホッとした表情を浮かべた。

 有原は開幕からの連敗を3、日本ハム時代の19年8月31日以来から続いていた楽天モバイルでの連敗を6で止めた。昨季の最多勝右腕が本領を発揮するのはこれからだ。「今まで勝てていなかったので、まず1つ勝ててうれしい。今日勝てたことは大きいと思うので、次もしっかり抑えられるように頑張りたいです」と力強く巻き返しを誓った。 (木下 大一)

 ○…小久保監督が就任2年目で通算100勝を挙げた。昨季は143試合で91勝49敗3分け、今季は22試合で9勝11敗2分け。165試合目での達成は2リーグ制以降では(1)湯浅禎夫(毎日)159試合(2)工藤公康(ソフトバンク)161試合(3)伊原春樹(西武)163試合に次ぐ4番目のスピード記録。

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