初先発初勝利の阪神・伊原、父が特別手記「野球を好きでいてくれてありがとう」両親ともにスタンドから観戦

[ 2025年4月21日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神8-1広島 ( 2025年4月20日    甲子園 )

<神・広(6)> 場内を一周しながらウイニングボールを凝視する伊原(撮影・大森 寛明)
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 甲子園のスタンドで観戦し、プロ初勝利を見届けた伊原の父・伸さん(57)が本紙に手記を寄せ、わが子への思いをつづった。

 陵人、初勝利おめでとう!!いや~ホッとしましたね。3回のピンチは、「ここは強気でゼロやろ!乗り越えてくれ」と思っていました。あとは佐藤輝明選手のホームランを見て、叫びまくってしまいましたね。

 この日がくるまで、いろいろありました。中学で野球から離れて違うスポーツ(柔道)に行った時。陵人が野球をしたいと言っていると周りの人から聞いて、2人で話し合ったことを思い出します。あの時、“野球がしたい”と打ち明けてくれて、野球を好きでいてくれてありがとう!

 陵人は野球に対する探究心が本当に強い子です。やみくもに頑張るというよりは、しっかり考えてから練習するタイプ。小学生のころから、いろんな人に質問していました。特に高校では村上さんに出会って、より人の話を聞いて学ぶ力が身についたような気がします。

 親子で悔しい思いもしましたね。大学時代に指名漏れを経験した時のこと。ドラフトで名前がなかった時、陵人は泣いていたし、私もショックを受けていた。帰りの車の中では、どう声をかけたらいいのかなと思っていました。けれども、翌日には「社会人で頑張るしかない」と切り替えていて、強くなったんだなと実感しました。今日、初勝利を挙げて、よくここまで来たなと感心しています!

 この日が来たことへの幸せを感じます。これからも大変だと思いますが、陵人なら乗り越えてくれると信じています。

 頑張れ!いつ、何時も応援しています。

 〇…伊原の母・優子さん(56)も、息子の勇姿をスタンドから見守った。「(先発で)マウンドに出てきて、自分の方が“どうなってしまうんやろ…”となってしまいましたね」と笑った。中でも驚いたのが、打席に入った時の声援だという。「ピッチャーなのに、あんなに大きな声で応援してくださって。ちょっと感動しましたね」と目を輝かせて話した。

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