関本賢太郎氏 伊原の投球はタイミングのずらし方が上手 広島・二俣の粘りにもしっかり対応

[ 2025年4月21日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神8-1広島 ( 2025年4月20日    甲子園 )

<神・広(6)> 3回無死一塁、中野は送りバントを決める(撮影・大森 寛明)
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 【関本賢太郎 視点】阪神・伊原はまずテンポの良さが挙げられるが、右足を上げてからのタイミングのずらし方が非常にうまい。いくつかパターンを持っていて、打者を見ながら使い分けていた。

 打者を見ながら投げているという点では、3回の二俣の場面も素晴らしかった。計6球ファウルで粘られた10球目、伊原は何度も首を振ってボールゾーンから外角へ決まるスライダーを選択した。二俣はおっつけてファウルを打つタイプ。そういう打者ほど、腕を伸ばしてカットするのが難しい。だからこそ、最後は泳がせにかかったのだろう。最後のボールは一番、腕を伸ばさなければならず、かつ、それまでのスライダーはインコースにしか来ていなかった。打者からすればノーマークだったに違いない。

 2番・中野のつなぎも素晴らしかった。二つの犠打を決め、5回は近本が二盗するのを待ち、2ストライクに追い込まれた。盗塁をアシストしながら、進塁打を求められる中、安打でつなぐという最高の結果を残した。大味な試合の中、中野の果たした役割も大きかった。(本紙評論家)

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