【週末MLB】佐々木朗希「四度目の正直」でメジャー初勝利へ 菅野智之は本拠地デビューで2勝目に挑む

[ 2025年4月11日 12:00 ]

【週末MLB】プライムビデオのSPOTVで配信予定の4/12オリオールズーブルージェイズ戦と4/13ドジャースーカブス戦
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 4月13日(日)ドジャース-カブス戦(午前10時10分開始・ロサンゼルス)で、ドジャースの佐々木朗希投手が「四度目の正直」で念願のメジャー初勝利を狙う。

 ここまで3度の登板では、苦しみながらも着実にステップを踏んできた。デビュー戦となった東京ドームでの開幕第2戦、3月19日のカブス戦は3回1安打1失点。安打はほとんど許さずとも、走者を塁に置くと制球が乱れ、5四球を与えて早期降板となった。それでも最速100・5マイル(約161・7キロ)で、160キロ台を連発した直球には「あの感覚はしばらくなかった。そこが戻ってきたことが一番良かった」と収穫を得ていた。

 米本土デビューであり、本拠地ドジャースタジアムデビューだった3月29日のタイガース戦は、さらに苦しんだ。2回途中で3安打2失点、4四球と満足に制球ができず。直球の出力も不足し、悔しさからベンチで目に涙をため、「技術不足。自分の中で信じ切れるものがなかった」とがっくり肩を落とした。

 2戦続けて制球面の不安を露呈したことで、地元メディアやファンからは実力を不安視する声も湧き起こっていた。そんな論調を一掃したのが前回4月5日、敵地でのフィリーズ戦だった。4回0/3を3安打1失点で、4三振2四球。初回先頭から連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、2度のMVPを誇るブライス・ハーパーを空振り三振に斬ると勢いに乗った。内野ゴロの間に1点は失ったものの、そこから4回までは1本の安打も許さず、強打者が多く並んだ打線を支配的な投球でねじ伏せた。

 三塁方向へインステップ気味だったフォームを修正したことが効果的だったという。地元メディアも「こんな投球が見たかった」と手のひら返し。1点リードの5回に四球と安打で無死一、二塁とし、球数が68球に達したため降板となったが、初勝利はもう目の前と誰もが思わされた。

 デーブ・ロバーツ監督はカブスとの再戦となる13日の試合は「80球まで投げられる」と球数制限をより緩和することを明言している。相手は東京でドジャースに開幕2連敗後、米国に戻ると9勝3敗と息を吹き返しナ・リーグ中地区首位を走る強力打線。中軸の鈴木誠也も確実に状態を上げてきている。デビューからホップ、ステップと踏み、いよいよジャンプとなるか。真価が問われる大事なマウンドとなる。

 4月12日(土)オリオールズ-ブルージェイズ戦(午前8時5分開始・ボルティモア)では、菅野智之投手がメジャー3度目の登板でついに本拠地デビューを果たす。これまで2度の登板はトロント、カンザスシティーといずれも敵地だった。

 本拠地オリオール・パークは「カムデン・ヤーズ」の愛称で知られる。港湾地区に1992年に開場し、レンガと鉄骨を組み合わせた外観など、「オールド・ニュー・スタイル(新古典主義)」を初めて取り入れ、それ以降の球場開発に多大な影響を及ぼした。右翼席後方にそびえる巨大なレンガ造りの倉庫など、美しい景観が多くのファンに愛されている。すぐそばにはベーブ・ルースの生家があり、「ベーブ・ルース・ミュージアム」として多くの観光客が足を運ぶ。

 前回5日のロイヤルズ戦で5回1/3を5安打1失点と好投し、待望のメジャー初勝利を手にした。「もちろん特別なことだけど、1勝するのを目標に来ていない」と語った右腕。相手のブルージェイズ打線は3月30日のメジャーデビュー戦の相手で、4回4安打2失点で両手がつってしまい降板し、初黒星を喫した。2021年本塁打王のウラジーミル・ゲレロや、昨年までオリオールズの主砲として活躍したアンソニー・サンタンダーらがそろう重量打線。初めて浴びるホームのファンの声援を背に、メジャー2勝目に挑む。

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