ド軍指揮官 大谷翔平、ベッツにつなぐ9番パヘスの働きに満足「翔平の前を打つのは決して簡単でない」

[ 2025年4月10日 09:55 ]

ナ・リーグ   ドジャース6―5ナショナルズ ( 2025年4月9日    ワシントンDC )

7回、同点ソロを放ったドジャース・パヘス(AP)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、敵地でのナショナルズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席は右前打を放ち、開幕からの連続試合出塁は自己最長を更新する14に伸ばした。第4打席でも安打を放ち、2試合ぶりのマルチ安打をマークした。チームも接戦を制して連敗を3で止めた。ナ・リーグ西地区首位のパドレス、2位のジャイアンツも勝利したため、3位ドジャースも含めた上位3チームの順位の変動はなかった。

 初回は昨季10勝を挙げた右腕アービンとの対戦。カウント1―0からの2球目の低めに沈むチェンジアップに崩されずに捉え、右前へ106.7マイル(約171.7キロ)の痛烈なライナーで運んだ。2番ベッツが四球でつなぐと、3番エドマンが右翼線へ適時二塁打を放ち、2点を先制した。さらにT・ヘルナンデスが左中間へ5号2ランをたたき込み、3連敗中のチームが初回から猛攻を繰り広げた。

 7回はパヘスがソロ本塁打を放って5―5の同点。攻撃に勢いがつく中、大谷はカウント2―2から2番手サラザールの内角直球に詰まらされたが、二塁前へのボテボテのゴロを二塁手がはじいて安打が記録された。さらに今季3個目の盗塁となる二盗にも成功した。なおも2死一、三塁からT・ヘルナンデスが右前打を放ち、大谷が勝ち越しのホームを踏んだ。

 6―5の9回は7番手右腕トライネンが1死一、二塁のピンチを招くも、ここで一塁のキケことE・ヘルナンデスがエイブラムズの一、二塁間への当たりを横っ跳びで好捕。二塁へ転送して2死を奪い、トライネンが1点リードを守り切った。

 今季初の同一カード3連敗を阻止したデーブ・ロバーツ監督は「重要な試合だった。今日まで3連敗していたわけだから。1回で4点取っていたのにリードを失うのは本当に悔しいが、選手たちはプレーを続けてくれた。キケのプレー(9回の守備)は語られてきた通りだし、アンディ(パヘス)も元気を取り戻したのは素晴らしいことだ。テオ(テオスカ)も1点を挙げる術を見つけてくれた。これらはポジティブな点だ。天候にも左右される遠征だった。シリーズを負け越すのは残念だが、最後の試合に勝ってばん回できれば、それほど悪くはない。いい気分でオフに入れる。(金曜日から)カブスはリベンジを目指して来るだろうから、良いシリーズになる」と満足げに振り返った。
 
 下位打線が精彩を欠く中、この日は9番に入ったパヘスが起死回生の同点ソロ。下位打線を打つパヘスについて指揮官は「翔平の前を打つのは決して簡単なポジションではないので、彼は調整しているのだと思う。消極的になりすぎて、打てる球を見逃すような状況にはなりたくない。3打席目、彼は真ん中低めのストライクゾーンの球を見逃した。結局のところ、自分の打撃のゾーンで積極的に打っていくことが重要だと思う。今、彼はゾーンのどこに自分の強みがあるのかを見つけ、もしそこに強みを見つけたら、可能な限り積極的にプレーするべきだと思う」と話した。

 2試合連続本塁打を放ったパヘスは、大谷、ベッツにつなぐ役割を担うことに「特にあの2人の前で打ち、投球を見ること、長く打席に立つことの重要性は理解している。この打順で打ったことは過去に一度もないので、これまで見たことのないことをやるために調整を続けている」と話した。

 T・ヘルナンデスは前日の試合後にロバーツ監督がチーム打撃ができていないと話しており、この日は心構えは違っていたのかと問われると「そんなことはない。いつも通りだったよ。今日も初回に4点を挙げられた。より多くの得点ができるように挑み続けるだ」とコメント。自身決勝打を放つなど、打線がつながった7回については「いつでもビッグスイング(本塁打)が生まれるわけではない。四球やヒットでも得点ができる」と話した。

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