日本ハム・レイエス 鎮魂V打 同郷のブランコさん死去に「本当に悲しい」 特別な思いで3安打2打点

[ 2025年4月10日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム8―2楽天 ( 2025年4月9日    楽天モバイル )

<楽・日>8回、適時打を放ったレイエス(撮影・木村 揚輔)
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 衝撃的なニュースに目を疑った。日本ハム・レイエスは早朝、母国ドミニカ共和国の人気ナイトクラブの屋根崩落事故を知った。元中日トニ・ブランコさんら多くの人が命を落とす大惨事。だからこそ、特別な思いで臨んでいた。

 「本当に悲しい。試合には集中していたが、常に頭の中にそのことはしっかりあった」

 同点で迎えた5回1死二塁。カウント1―1から楽天・辛島の外角103キロカーブに食らいついた。打球は左翼フェンスをワンバウンドで越える勝ち越しのエンタイトル二塁打。8回にはダメ押しの左前適時打を放ち今季2度目の3安打で2打点をマーク。出場4試合連続打点で17安打8得点の打線を引っ張り「自分のやるべき仕事をするのが第一」と胸を張った。

 5日のオリックス戦から体調不良で2試合を欠場。「風邪で少し休養したが、ケージで打撃練習をしたりしていたので感覚は問題ない」と強調した。今季初めて2番に起用した新庄監督も「変化球を打つのがうまいしね。今日は気持ち良かった」と上機嫌だった。

 これでチームも今季2度目の2連勝で単独2位に浮上。レイエスは言う。「今回、両親が亡くなられたお子さんたちは今、どんな思いで過ごしているのか。考えるだけで胸が痛い」。母国の思いも背負った奮闘だった。(清藤 駿太)

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