6回4失点の菊池雄星は2敗目 初回の満塁被弾響きエンゼルス移籍後初白星逃す 打線ソロ4発も及ばず

[ 2025年4月10日 10:24 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―5レイズ ( 2025年4月9日    タンパ )

レイズ戦に先発したエンゼルス・菊池雄星(AP)
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 エンゼルス菊池雄星投手(33)が9日(日本時間10日)、敵地でのレイズ戦に先発。6回6安打4失点と粘投も今季2敗目を喫し、移籍後初白星は手にできなかった。

 両打ちを含め右打者9人が並んだレイズ打線に対し、立ち上がりは先頭・ディアスに直球を右前に運ばれると、1死一塁から3番・ミードにも中前打を許し一、三塁に。4番・モレルは96マイル(約154・5キロ)の直球で見逃し三振に仕留めたが、2死から5番・ジャンセンを四球で歩かせ満塁のピンチを招いた。

 ここで6番・カバジェロに初球の95・3マイル(約153・4キロ)の高め直球を右翼席まで運ばれ、満塁本塁打を被弾。いきなり4失点し、呆然。ベンチのワシントン監督も苦い顔で左腕をみつめた。

 それでも立ち直りを見せ、2回は相手打線を3者凡退。3回は1死一塁から4番・モレルを迎え8球目が外れ、フルカウントになったところで審判がカウントを確認するため、試合が一時中断。約90秒の“間”があくと、結局9球目が外れてモレルを四球で歩かせ一、二塁とした。それでも集中力を切らさず次打者・ジャンセンを三ゴロ併殺に打ち取り、無失点だった。

 4、5回もレイズ打線を抑えると、6回は1死一、二塁のピンチをむかえたが、満塁弾を浴びたカバジェロを見逃し三振、次打者・モンテスの打球は右前に抜けそうな打球だったが、二塁手・アンダーソンが飛びつき好捕。素早く一塁へ送球しアウトにすると、菊池も左拳を力強く握りしめて吠えた。

 3―4の7回は2番手・デトマーズがマウンドに上がったが、ディアスに右越えソロを被弾しリードを広げられた。エンゼルス打線はパリスが2本塁打を放つなど4発が飛び出したが、いずれもソロアーチ。4―5の9回は2死一塁と一発出れば逆転の場面でトラウトが一邪飛に倒れゲームセット。1点差で競り負け連勝が3で止まった。

 レイズは本拠トロピカーナ・フィールド(フロリダ州セントピーターズバーグ)が昨秋のハリケーンで大きな被害を受け、今季は同州タンパにあるヤンキースのキャンプ地「スタインブレナー・フィールド」でホームゲームを開催している。同球場は右翼が314フィート(約95・7メートル)と狭く、この日両軍合わせ計5発が飛び出したが、すべて右翼方向。菊池がカバジェロに浴びた満塁弾も飛距離327フィート(約99・7メートル)だった。

 菊池は開幕投手を務めた3月27日(同28日)のホワイトソックス戦は6回5安打3失点と粘投も敗戦投手。2度目の登板となった2日(同3日)のカージナルス戦は6回4安打3失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、救援陣が打ち込まれて逆転負けし、左腕に勝敗は付かなかった。3試合目の登板も移籍後初白星はつかめなかった。

 これで3試合、計18イニングを投げ、防御率は5・00となった。

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