ヤクルト・石川雅規 今季初登板でプロ野球新24年連続勝利の権利持ち降板 5回3失点 6回に5得点逆転

[ 2025年4月9日 20:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2025年4月9日    甲子園 )

<神・ヤ>ヤクルト先発の石川(撮影・北條 貴史) 
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 45歳2カ月のヤクルト・石川雅規投手が9日、甲子園での阪神戦で今季初先発。5回83球を投げ5安打2奪三振1四球3失点(自責1)で、勝利投手の権利を持って降板した。

 予告先発されていた1日の本拠・神宮開幕戦の広島戦が雨天中止となり仕切り直しとなるシーズン初登板となった45歳左腕。プロ24年目となる「挑戦」が始まった。

 初回先頭の近本に対して初球の外角低めカットボールで詰まらせ一ゴロに打ち取ったかに見えたが、オスナがまさかの後逸。いきなりランナーを出す展開となったが、近本の盗塁がリプレー検証によりアウトとなり、2番・中野は遊ゴロ、3番・森下を左飛に打ち取り、結果的に3人で攻撃を終了させた。

 しかし、2回先頭の大山から連打を許すと、6番・木浪には四球を与え無死満塁のピンチを背負う。そして7番・梅野は5球目の外角低めのシンカーでボテボテのゴロに打ち取ったが、石川自身がまさかの本塁悪送球で先制を許した。さらに、8番・小幡には中犠飛を許し、9番・ビーズリーにはセーフティースクイズを決められ3点目を失った。

 3回は2死から大山に左前打を打たれるも、クリーンアップ相手に得点は許さず。4回は1死一、三塁のピンチを背負ったが無失点で切り抜けた。5回はわずか8球で3者凡退に斬り打線の援護を待った。

 5回まで無得点の打線は、1番・西川から始まった6回に長岡、増田の安打に加え、3四球、2暴投、悪送球と乱れた相手から一気に5得点を奪い逆転。甲子園が騒然となる中、3打席目が回ってきた石川の場面で代打・浜田が告げられ、プロ野球新記録が懸かる勝利投手の権利を持って降板となった。

 石川は、勝てば24年連続勝利で工藤公康(横浜)、山本昌(中日)、三浦大輔(DeNA)の23年を抜くプロ野球新記録となる。1年目からの連続勝利は昨年すでに史上初の快挙を成し遂げ、45歳以上で白星を手にしたのは浜崎真二(阪急)、工藤、山本昌と過去3人。甲子園は23年5月10日に5回1/3を無失点に抑えるなど40歳を超えてからも2勝をマーク。通算では敵地最多の13勝を挙げている。なお、1年目からの大リーグ記録はロジャー・クレメンス(レッドソックスなど)の24年連続。打席に立っても23年連続安打の偉業を継続中で、昨シーズンまで通算135安打を放っている。

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