広島・新4番に堂林!モンテロ故障離脱で新井監督が指名「ずっと内容がいい」

[ 2025年4月2日 05:45 ]

室内練習場で体を動かす広島・堂林(撮影・尾崎 有希)
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 広島・新井貴浩監督(48)は1日、故障離脱したモンテロに代わる4番に堂林翔太内野手(33)を指名した。ヤクルト戦(神宮)が降雨中止となった練習後、「4番は堂林に頑張ってもらう」と明言した。この日は秋山も右足首痛で出場選手登録を外れ、開幕2カード目にして4番、5番が不在となる緊急事態。新4番は「チームとして試される時」と気合を入れた。

 雨が降りしきる花冷えの神宮。中止が決まり、室内練習場で選手の動きを見守った新井監督は、帰途に就く際に報道陣の取材に応じた。4番・モンテロ、5番・秋山が故障離脱する緊急事態。代役への問いに間髪を入れず答えた。

 「4番は堂林に頑張ってもらう。ずっと内容がいいし、状態もいい。堂に頑張ってもらおうと思っている」

 5番は固定せず「相手投手とウチの選手の状態を見ながら、打線の流れを考えながら決めたい」と答えたのと対照的。開幕前に「最初は勝負どころで行ってもらうけど、負傷者が出てきたらアタマからも」と語った堂林の起用構想が、いきなり具現化した格好だ。

 「特別な感情はないですし、いざ今日4番でスタメンだからと言って、変に意気込んだりとかもない。準備はもうできていたので」

 モンテロの代役指名を受けた33歳は淡々としたものだ。中止となったヤクルト戦も4番で先発に名前を連ねていた。何しろ、オープン戦の打率は・474(19打数9安打)。開幕から4番に座った1年前とはまた違う、ひと皮むけた雰囲気を漂わせる。

 「オープン戦はオープン戦。開幕して(立ったのは)1打席なのではっきり言えないけど、練習の状態としては2、3月と変わらない。それをシンプルにそのまま試合に出す」

 この日はローテーションでの打撃練習後、別のスペースで入念に打った。これも「特別なことじゃない。いつもと変わらない」ルーティン。これまでは途中出場が多く「運動量としては少ないので、自分で調節しながら」試合後などに室内で打ち込むのが日課だ。

 指揮官は、モンテロについて「自分にも経験があるけど、脇腹は時間がかかる。1~2週間で良くなるもんじゃない」とし、離脱期間が長期に及ぶ懸念に言及した。坂倉不在で開幕に突入し、さらに秋山まで登録を抹消される苦境。新4番・堂林は力を込めて言う。

 「チームとして試される時がいきなり来たと思う。僕も含め、この状況を一人一人がどう捉えるか…が、凄く大事になると思う」

 開幕からまん延する重苦しい空気打破へ。代役は、主役になってチームをけん引する。 (江尾 卓也)

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