ドジャース・朗希 本拠地初登板も制球難で2回途中降板「自分の中で信じ切れるものがなかった」

[ 2025年3月31日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース7―3タイガース ( 2025年3月29日    ロサンゼルス )

<ドジャース・タイガース>2回途中、マウンドへ向かったロバーツ監督(手前)は佐々木に降板を告げる(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が29日(日本時間30日)、タイガース戦で本拠地初登板し、1回2/3を投げ3安打4四球2失点で降板した。直球の球速は最速96・9マイル(約155・9キロ)、平均96・1マイル(154・7キロ)止まり。初回だけで41球を要し、5四球の前回に続いて制球に課題を残した。チームは打線が奮起し、前年世界一球団では1985年のタ軍以来40年ぶりの開幕5連勝を飾った。

 佐々木は交代を告げられ、デーブ・ロバーツ監督にボールを渡すことなく、ロッカーへ向かった。すぐに指揮官からベンチに呼び戻され、目に涙をためて戦況を見守った。

 「技術不足。浮足立った感じはなかったが、自分の中で信じ切れるものがなかった」

 19日の東京ドームでのデビュー戦では最速100・5マイル(約161・7キロ)&平均98マイル(157・7キロ)だった直球が最速96・9マイル(約155・9キロ)&平均96・1マイル(154・7キロ)へ落ちた。スプリットも決まらず、初回は3安打を浴び、押し出しを含む2四球で2失点。観衆5万1788人を集めた本拠地でブーイングを浴びる場面もあった。2回は「今までロジンを触らなかったところを触ってみたり、できることをやった」と修正を試みるも、2死二塁から4個目の四球を与えて降板。61球を投げストライク率52・5%だった。

 24日には本拠地マウンドを使って投球練習し、傾斜や土の硬さ、景色などを確認。「期間も空いていたので多めにピッチングもした。特に変な緊張はなく挑めていた」。入念な準備は実らず、悔しさは増した。

 ロバーツ監督は降板時の振る舞いを「悔しい瞬間だったと思う。彼は若い。決して失礼な態度ではなかった」と擁護。中6日で4月5日(日本時間6日)の敵地フィリーズ戦での先発起用を明言し「この経験が大事になる」と期待した。幸いフリーマンの2戦連発や女房役スミスの1号などで逆転勝ち。佐々木は「日々新しい課題がどんどん出てくるので、向き合ってやっていくしかない」と前を向いた。(柳原 直之)

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