ソフトバンク・柳田 奮起の“3ラン返し”も、33年ぶり開幕2連敗「勝たんと意味がない」30日こそ!!

[ 2025年3月30日 05:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4-5ロッテ ( 2025年3月29日    みずほペイペイD )

<ソ・ロ>5回、逆転3ランを放つ柳田(撮影・木村 揚輔)
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 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(36)が29日、今季チーム1号アーチを放った。1―3の5回2死一、二塁でロッテの先発・ボスから右中間テラス席へ逆転3ラン。2度のゴロアウトの後、打撃を修正して放った一撃だった。直前の守りで先発・大関が岡から逆転3ランを浴び、奮起して放った“3ラン返し”。チーム最年長の気合の一振りでリードを奪うも再逆転を許して、33年ぶりの開幕2連敗となった。

 仲間がやられたら、やり返す――。頼もしい3ラン返しだった。DHで3番に入った柳田は4回まで散発2安打無失点だった先発・大関の力投を「凄いな」と思いながらベンチで見ていた。その左腕が1―0の5回に岡から逆転3ランを浴びる。その裏の攻撃で極限の集中力と修正力を発揮し、すぐさま援護した。

 「打ち方を変えました。少し(打球に)角度をつけるイメージ。少し詰まりましたがイメージ通りに、いい打ち方ができました」

 初回、3回といずれも二ゴロに倒れ、迎えた5回2死一、二塁での第3打席だった。ロッテの先発・ボスの初球スライダーをフルスイング。高い弾道の打球は右中間テラス席へと吸い込まれた。逆転の1号3ラン。ゆっくりとダイヤモンドを回った後には、笑顔の大関に出迎えられた。

 20年に同じ開幕2戦目で放って以来となる自身3度目のチーム1号。だが、2番手・杉山がソトに左中間ソロを浴びて試合は振り出しに戻った。ベンチに戻った杉山には「次や、次」と声をかけて、さらなる援護を期したが、4―4の8回無死一塁で痛恨の二ゴロ併殺。顔をしかめて天を仰いだ。「(本塁打が)出ないより出た方がいいけど、あそこでつないで一打が出ていれば。あそこじゃないですか」。チーム最年長36歳は責任を背負い込んだ。

 延長10回に勝ち越され、リーグ王者がまさかの開幕2連敗。20年以来の開幕カード負け越しとなった。開幕2連敗はダイエー時代の1992年以来33年ぶりで、ソフトバンクとなって初。本拠地での開幕2連敗は74年以来51年ぶりだ。小久保監督は「あの3ラン返しがあったけどね…」と言葉を絞り出していた。

 30日のロッテ先発は種市。打ち崩して開幕3連敗だけは避けたい。柳田は「試合に勝たんと意味がない。何とか勝ちにつなげられるように頑張ります」と今季初勝利をたぐり寄せる一打だけを意識していた。 (井上 満夫)

○…ソフトバンクはロッテに逆転負けして開幕2連敗。球団としてはダイエー時代の92年に近鉄に5―7(藤井寺)、ロッテに1―5(千葉マリン)で敗れて以来、33年ぶり。いずれもビジターでの黒星で、ホームでの開幕2連敗となると、南海時代の74年に近鉄と対戦し1―4、4―6(大阪)で連敗して以来、51年ぶりとなった。

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