中島宏之が引退決断 通算1928安打、WBCで世界一に貢献 現役続行へ自主トレに励むも…

[ 2025年3月27日 01:43 ]

西武時代の中島宏之
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 西武、オリックスなどで通算1928安打を積み上げ、昨季限りで中日を戦力外になっていた中島宏之内野手(42)が、現役引退を決断したことが26日、分かった。近日中に発表される見込み。

 巨人を自由契約になって中日に入団した昨季は、死球によるケガの影響もあって15試合の出場に終わった。構想外となった昨年9月には「体のどこが痛いとかはない。まだやりたい」と現役続行を希望。今年1月も淡路島で自主トレに励むなどNPBでのプレーを望んだが、声はかからなかった。

 中島は伊丹北(兵庫)から00年ドラフト5位で西武に入団。04年に遊撃のレギュラーに定着した。09年は開幕前に侍ジャパンの一員としてWBCに出場して世界一に貢献し、シーズンでも173安打で最多安打に輝くなど球界を代表する選手に成長した。12年オフには海外FA権を行使して大リーグに挑戦。アスレチックスに所属した13、14年の2年間でメジャー出場を果たせず、日本球界に復帰した15年からはオリックス、19年からは巨人でプレーした。

 ベテランになってからは2軍調整が続いても若手へ助言を送るなど、兄貴分として後輩から慕われた。「1軍から呼ばれるタイミングは兼ね合いもあるから自分では決められない。だから、いつ声がかかってもいいようにやるだけ」と2軍戦では走者がいない場面でも、得点圏を想定して打席に立っていた。

 通算2000安打に72本届かず、通算成績は1948試合の出場で打率.292、209本塁打、995打点。一時代を築いた右の強打者が、ユニホームを脱ぐ。

 ◇中島 宏之(なかじま・ひろゆき)1982年(昭57)7月31日生まれ、兵庫県出身の42歳。伊丹北から00年ドラフト5位で西武入団。08、09年に最高出塁率、09年に最多安打を獲得。ベストナイン4度、ゴールデングラブ3度。13年から2年間アスレチックスに所属してメジャー出場なし。15年にオリックスで日本に復帰し、19年から巨人。昨季は中日でプレーし、オフに自由契約。1メートル80、90キロ。右投げ右打ち。

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