【センバツ】東海大札幌の太田ツインズ弟・勝馬 “脱力打法”で初戦突破誓う!

[ 2025年3月23日 05:00 ]

“脱力打法”で結果を出す太田勝馬
Photo By スポニチ

 第97回選抜高校野球大会(甲子園)に出場する東海大札幌は23日、第1試合で日本航空石川との初戦を迎える。昨秋4番の太田勝馬内野手(3年)は“脱力打法”で貢献を誓う。今春の練習試合でつかんだ新打法で、本塁打も放った。双子の兄・勝心外野手(3年)とそろって主力を担う中軸のバットが、前回出場の15年の準優勝超えへ弾みをつける。

 つかんだ新打法を確かめるように、試合前日のこの日の練習ではバットを振り込んだ。昨年10月24日の全道大会優勝から5カ月。太田勝馬は「長いようで短かった。(明日の試合が)凄く楽しみ」と笑みを浮かべた。

 手応えをつかんだのは、大阪入りして間もない9日の上宮太子(大阪)との練習試合だ。昨秋以来の対外試合だった8日の京都外大西戦は力が入り、シングルヒット1本に終わっていた。思い切って脱力を意識したことで、結果が出た。2打席連続安打に続き、第3打席では右越え2ランを放った。それを機に「どんどん(脱力に)慣れて、今はインパクトのみ(に全集中)で、それ以外は脱力。いい感じです」。昨秋の不動の4番が、甲子園本番を前に手応えをものにした。

 父・勝行さんは北海の外野手として94年夏の甲子園でベスト8となった。同年の愛知国体では日本一にもなった父には「楽しんでこい」の言葉だけでなく、甲子園入り後の時間の有効活用の大切さも伝えられた。「父は、甲子園に来た時に素振りをしなかったら調子が悪くなったと言っていた。宿舎では絶対に素振りをしろと言われた」。その言葉も胸に、つかんだ脱力打法の感覚を体に染み込ませてきた。

 高校で初めての全国舞台だった昨年11月の明治神宮大会は、雰囲気にのまれて2試合でわずか1安打に終わったが、今回は違う。「兄(の勝心)と2人で活躍して頑張ろうと思います」。新打法を引っ提げ、甲子園でも一発を狙う。(竹内 敦子)

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年3月23日のニュース