ミキハウス・神殿康成 外野の定位置獲得へ「まずはバッティングで結果を残したい」 同期の活躍も刺激に

[ 2025年3月22日 17:00 ]

3年目の飛躍が期待されるミキハウス・神殿
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 定位置獲得へ、期する思いがある。ミキハウスで3年目を迎えた神殿康成外野手(24)は4月4日から開幕するJABA四国大会を控え、言葉に力を込めた。

 「今年こそはレギュラー定着というのを目標に。全国の舞台でしっかり活躍したいと考えています」

 近江(滋賀)、大産大を経て23年に入社。打力と小技を駆使できる器用さを買われ、昨年から徐々にスタメン機会を増やしていった。昨秋の日本選手権近畿地区最終予選では全4試合で7番打者として先発出場。チームが19大会ぶりの本戦出場を決めた一方で、自身は10打数2安打の打率・200に終わり、京セラドームの舞台には立てなかった。

 「求められているのはバッティングだと思いますので、しっかりまずはバッティングで結果を残したい」

 1年目は引っかけての凡退が目立ったが、昨季は逆方向への打球を徹底。「球を長く見る」イメージでスイングを続け、快音を響かせるようになった。陣田匡人監督も「社会人の投手に慣れて対応できるようになった。(新たに)スタメンをつかめる1番手に上がってくる」と期待。3月10日に行われた佛教大とのオープン戦では、右越えへ一発も放った。

 頭角を現した同期の存在から、大きな刺激を受けた。同じ左打者の松尾龍乃が昨年の都市対抗、日本選手権の全3試合で「5番・DH」としてスタメン入り。日本選手権の1回戦・ENEOS戦では、右中間最深部へ特大の決勝本塁打を放つ活躍も見せた。神殿は言う。

 「普段は本当に仲が良いですが、ポジションは違ってもライバル視している部分もあります。あいつは結果をしっかり出したんで、悔しい思いはありました」

 ともに藤田知晃コーチからは打撃、守備での技術指導をはじめ、社会人野球で生き抜く術を教わってきた。特筆すべきはチームの名物メニューである体幹強化。大多数の選手が、腹筋と背筋をあわせて毎日1000回こなすところ、同コーチから、それぞれ1500回ずつをノルマとして与えられた。「聞いたら何でも答えてくださりますし、愛情のある指導をしていただいています」。だからこそ、今季は結果で応えたい。

 昨シーズンを最後に、3年間にわたり遊撃のレギュラーだった渡辺宏祐が勇退。公私ともに慕っていた先輩にも、活躍を届けねばならない。「尊敬していた先輩。良い報告をできたらいいですね」。2大大会で同じグラウンドに立つことはかなわなかったが、尽きることのない感謝もまた原動力となる。

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