中村紀洋氏 「采配批判」事件の真相語る 「走る方も打つ方も生活かかってるので…」

[ 2025年3月21日 20:05 ]

中村紀洋氏のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」から

 近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏(51)が21日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新。かつて「采配批判」とされた事件についての真相を明かした。

 DeNA時代の2012年、8月15日の阪神戦で、自身の打席で盗塁した内村にベンチで注意したことが問題に。内村は「グリーンライト」の権利があり、注意は来配批判にあたるとして中畑監督から厳重注意を受けた。また翌日の試合では右肘痛から試合途中にベンチ裏に姿を消したことが造反とみなされ、1軍登録を抹消された。

 中村氏は当時を振り返り「当事者としては、やっぱり動かれると嫌なバッターもいるっていうことは話して。グリーンライトっていうサインは、“行けたら行け”なんですよね。だけど“ディスボール”じゃないんですよ、盗めたら行け、なんです」と説明。

 「でも、このバッター嫌そうやなと。バッティングに集中してほしいなっていうちょっとでも思いがないとダメだと僕は思ってたんですよ、走る方は」と走者の配慮も必要だと語った。

 内村に対し「それを教えてあげたというか。それが監督批判というか采配批判になったんですけど…僕自身はこういうことを教えてあげないと無理かなと思って」とし、「分かってくれればいいけど、誰か言う人がいてあげた方が。生活かかってるわけですよ。走る方も打つ方も生活かかってるわけなんで。苦労する次のバッターもいると思うし、何も気にしないバッターもいると思う。でも、それはコミュニケーションで、そういうデータを、自分なりに走る選手は考えた方がいいんじゃないかという話はしました」と真意を語った。

 2014年5月6日の巨人戦でも「チーム方針に従わない言動があった懲罰的な部分もある」と登録を抹消されたことがあった。

 「前の打席にホームラン打ったんですよ。ランナーは一、三塁かな?ランナーが一塁だったんですけど、それも“グリーンライト”が出ていた。僕の中では“ホームラン打ったから、よし次はもう1球、もう1回ホームラン狙ったろ”と思ってた矢先、(走者が)ちょろちょろするんで…それでコーチに相談したんですよ。“ホームラン打った後ぐらいは、ちょっとじっとさせることはできないですか”って。そういう話をしただけです」と振り返った。

 例え、走者がグリーンライトの権利を持っていたとしても、自身の打席で動かれるとどんな影響があるのか。「目につくんですよ。僕はピッチャーを見てるでしょ?ここら辺(視界)でうろうろされると…走ったと思ったら止まったり。1発で行くならいいんですけど、フェイントとかやられると、あ!ってなるんですよ。手を出さんでいいと思うんで、甘い球とかミスショットとするというか手が出なくなるんで。それは僕は嫌だったんですよ」と自身の考えを述べた。

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