ヤクルト・塩見 「3番」一発回答のOP戦1号 主砲コンビ不在の危機救う!

[ 2025年3月16日 05:30 ]

オープン戦   ヤクルト4―3オリックス ( 2025年3月15日    神宮 )

<ヤ・オ>6回、ソロを放った塩見はチームメートに出迎えられる(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルト・塩見が、チームの危機に一発回答だ。前日までの5試合連続1番から今季初めて「3番・中堅」で出場。6回先頭でオープン戦1号となる左越えソロを放った。プロ通算71勝右腕・九里のスライダーを捉え「甘い球を打てたのは良かった」とうなずいた。

 数々の故障を乗り越えてきた男だからこそ、チームの危機は理解している。村上が上半身のコンディション不良で戦線離脱。4番の開幕復帰は厳しい上に、主将の山田も「左手指腱の脱臼」で開幕出場が絶望的となっている。「ムネ(村上)、テツさん(山田)とかチームの顔がいないのはまずいけど…。そんなこと言っていられる場合じゃないので、ボクを含めチーム一丸で勝利を目指して頑張っていくだけです」と自覚を口にした。

 23年は下半身のコンディション不良で51試合の出場。昨年5月には左膝の前十字じん帯と半月板を損傷し、わずか31試合の出場にとどまった。だが、地道なリハビリを経て1日の2軍戦で実戦復帰。狙い球の絞り方、体の反応など完全復調には届いていないが、チームの危機に悠長なことは言っていられない。

 高津監督は「1軍の実戦は凄く久しぶりなので、本人も体を慣らす作業が中心になる。でも今日みたいな思い切った打撃ができるのは少しずつ試合勘を取り戻しつつあるかな」と期待。開幕後も戦力が整わなければ、昨年の1試合を含め通算18試合の経験がある3番に入る可能性もある。塩見は「1番だろうが3番だろうが、その役割があるので、それに応じた打撃ができれば」と意欲を燃やした。

 2年連続5位からの雪辱へ。主砲コンビを欠きながらオープン戦首位に躍り出たチームを、塩見が引っ張る。(伊藤 幸男)

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