広島・新井監督 残り3枠の開幕ローテを最終テス投「いい意味で頭が痛い」 候補に佐藤柳、ドミンゲスら

[ 2025年3月14日 05:00 ]

全体練習を見守る広島・新井監督
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 広島は13日、マツダスタジアムで一部選手を除いて、全体練習を行った。新井貴浩監督(48)は、確定していない残り3枠の先発ローテーションについて「(次が)大事になってくると思う」と述べ、次回登板が最終テストの場になることを強調した。現状、ドラフト2位・佐藤柳之介投手(22=富士大)、新外国人のジョハン・ドミンゲス投手(29=ホワイトソックス3A)、玉村昇悟投手(23)、森翔平投手(27)、常広羽也斗投手(23)が競争を展開しているが、決着の時が近づいてきた。

 開幕ローテーション争いがヤマ場を迎える。熾烈(しれつ)なサバイバルは最終コーナーに突入。白熱の展開が続く現状に新井監督が口を開いた。

 「(次が)大事になってくると思う。いいものを見せてくれている投手がたくさんいるので、凄く悩むところ。いい意味で頭が痛い」

 うれしい悲鳴を上げながらも指揮官は次回登板が絞り込みへの最終テストになることを強調した。既に開幕投手に内定している森下をはじめ、床田、大瀬良の開幕ローテーション入りが当確。残る3枠を巡り、新人の佐藤柳、新外国人のドミンゲス、玉村、森、常広ら5投手がアピール合戦を繰り広げている。

 佐藤柳は今春実戦で3試合に登板して9回1失点。ドミンゲスはオープン戦3試合に登板して10回3失点(自責2)と新戦力が結果を残しており、永川投手コーチも「ラスト登板で変わるぐらい僅差ということ。みんな良いから、そこは(判断が)難しい。なかなか、決めきれない」と悩める心中を吐露した。

 ただ、オープン戦は残り8試合。開幕も2週間後に迫ってきており、各投手にとっては次回登板の結果が運命の分かれ道となりそうだ。あす15日のロッテ戦(マツダ)には佐藤柳が先発。16日の同戦(同)には森が先発する。前日12日の教育リーグ・オリックス戦で4回2/3無失点だった常広は、次回19日の西武戦(ベルーナドーム)でオープン戦初登板予定だ。

 永川投手コーチは2軍戦の活用を視野に入れていた。ここまでオープン戦で結果を重ねてきたドミンゲスと玉村については「1軍で投げるところがないし、一回、(来週)2軍戦の先発で長く(イニングを投げる)というのを考えている」との意向を示した。平等にアピールの場を与えるため、首脳陣もやりくりに追われている。

 「(右左のバランスは)考えない。いい人を。それありきではやらない」

 新井監督は左右の兼ね合いは考慮せずに、ローテーションを決める方針を示した。最終テストを経て、誰が当確ランプをともすのか――。渦中にある投手の次回登板に注目が集まる。(長谷川 凡記)

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