未来の虎魔神発見! 阪神が今秋ドラフト上位候補に東北福祉大の最速157キロ右腕・堀越をリストアップ

[ 2025年3月4日 05:15 ]

東北福祉大・堀越 
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 阪神が今秋のドラフト上位候補に、東北福祉大の最速157キロ右腕、堀越啓太投手(3年)をリストアップしていることが3日、分かった。大学球界屈指の速球派。アマチュアでは珍しく、花咲徳栄(埼玉)でも主に救援を務めてきた天性の抑えタイプで、将来、「虎魔神」となる可能性を秘める。NPB通算243セーブを挙げ、リリーフを知り尽くす藤川球児監督(44)が率いる猛虎にはピッタリの逸材だ。

 阪神が今秋のドラフト会議でリストアップする東北福祉大・堀越は、優れた奪三振能力が魅力だ。昨秋の仙台六大学野球リーグでは、全て救援で5試合12回を投げて18三振を奪った。その中には、6者連続で3回7Kをマークした10月12日の仙台大戦も含まれる。9イニングあたりに換算した奪三振率は、13・50という驚異的な数字を叩き出した。

 最速157キロのうなる剛球が最大の武器。変化量が大きいスライダーも得意球にしている。今年の大学球界ではトップクラスの素材で、他球団の評価も高い。獲得には、上位で指名する必要性が漂う。課題の制球面が改善すれば、1位指名すらありえる逸材だ。東北地区を担当する球団の葛西稔スカウトは、昨年の時点で「スケールが大きい。注目の選手であることは間違いない。チェックしていきたい」と慎重な言い回しの中に期待をにじませていた。

 アマチュアでは珍しく、花咲徳栄(埼玉)から短いイニングを主戦場にしてきた。最終学年の今年は先発をするとみられるものの、基本的にはパワーでグイグイ押す「天性の抑えタイプ」といっても過言ではない。東北福祉大出身のリリーフといえば、日米通算381セーブを挙げた佐々木主浩氏が知られる。「大魔神」の愛称で親しまれた偉大なOBと、1メートル84、95キロの大きな体を持つ堀越の将来像を重ね合わせることは可能。仮にタテジマに袖を通すことになれば、「虎魔神」になれるポテンシャルを秘めていると言える。

 猛虎にとって救援陣は補強ポイントの一つ。33歳で今シーズンを迎える岩崎の後釜の育成、発掘は急務になっている。ただし、試合を締めくくる役目は、能力だけでなく精神的にも難しいため、後継者が育ちにくい現状がある。NPB通算243セーブを挙げ、救援の全てを知り尽くす理論派の藤川監督には、その難問解決が期待される。指揮官の現役時代の代名詞「火の玉ストレート」をほうふつとさせる剛速球を持ち、守護神適性が高い堀越を、球団は追っていくことになる。

 ≪堀越啓太アラカルト≫

 ☆生まれ&サイズ 2003年(平15)7月15日生まれ、埼玉県飯能市出身の21歳。1メートル84、95キロ。右投げ右打ち。

 ☆球歴 加治小2年時に飯能リトルで野球を始め、加治中時代は所沢南リトルシニアに所属。花咲徳栄(埼玉)では2年秋からベンチ入りし、甲子園出場はなし。

 ☆LOVE 好きなプロ野球選手は元西武の十亀剣。好きな芸能人は「乃木坂46」の金川紗耶。

 ☆交友関係 昨年12月の大学日本代表候補合宿に参加。3日間で近大の勝田成や青学大の中西聖輝らと仲良しになる社交性も魅力。

 ☆趣味 仲間とゲームをすること。

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