【広島・常広 単独インタビュー】2年目右腕は「1軍でたくさん投げて、活躍する姿を見せたい」

[ 2025年2月22日 05:45 ]

意気込みを語った広島・常広(撮影・奥 調)
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 広島・常広羽也斗投手(23)が、21日までに本紙の単独インタビューに応じた。今季2年目を迎え、開幕先発ローテーション入りが期待されている右腕は、昨春と異なり、コンディションが良好であることを強調。沖縄2次キャンプでは自分と向き合い、充実の春を過ごしており、初の開幕1軍を目標に掲げ、2桁勝利にも意欲をのぞかせるなどフル回転の活躍を期した。 (取材・構成=長谷川 凡記)

 ――ここまでの調整具合は。
 「ケガなくできているので、順調。技術は別として、体の調子がいい。やりたい練習ができて、やりたいことを試せる状況をつくれている」

 ――去年の春は右肩のコンディション不良もあって、やりたいことができなかった。
 「去年のキャンプでは全然練習ができなかった。今年はその分、練習できているので、いいかなと思う」

 ――春季キャンプで収穫はあった。
 「投球フォームの技術的なところと、もう一つは心の面。技術ばかり考えると頭でっかちになる。相手と勝負しているのに、自分と勝負している感覚になるのは良くない。でも、相手と勝負する中で、自分の技術にも目を向けないといけない。そのバランスをいろいろ感じながら投げている」

 ――課題に対し、どういうふうに整理して取り組んでいるのか。
 「試合ではシンプルにいかないといけない。考えても、一つ、二つに絞って、その日ごとに意識することを決めて、何が必要なのかを絞り出している」

 ――実戦で重視していくことは。
 「実戦で大事なのは、相手に対して、どういう結果がほしいのか。例えば、この球でどういう打球を打たせたいのかとか、打者にどういう反応をさせたいのかとか、そう考えて投げると、自然と体もそういう動きになる。どういう結果がほしいのかというのは、考えるようにしている」

 ――昨年と今年では期待値も違う。
 「期待されることはうれしい。期待されるからと言って、自分のやることが変わるわけではないが、モチベーションの維持につながるので、いいことだと思う」

 ――侍ジャパンにも初選出された。
 「1軍の大事な試合で、追い詰められる状況になった時に、どういう投球ができるかが大事。そういう追い詰められた状況は必要だと思うので、代表で、重圧がかかる場面で投げられるのは、いい経験になると思う」

 ――開幕まで1カ月弱だが、今の心境は。
 「今はワクワクした感情だとか、自分の結果に対して楽しみな気持ちがある。これを持ち続ければ、モチベーションも低下することはないと思う」

 ――競争に対する意識は。
 「ただ結果を出した人が開幕1軍をつかめるということだけだと思う。競争とよく言われるんですが、蹴り落としていくわけではないので。自分の結果を出した人が生き残るということなので。実際は自分が結果を出すだけなので、頑張りたい」

 ――開幕1軍は通過点にしたい。
 「その時、その時の目標がある。今は開幕1軍が目標。その後は、また次の目標も出てくると思うので、目の前の課題をクリアしてきたい」

 ――今季こだわる数字は。
 「2桁勝利は一つの(目指したい)数字になるが、2桁勝ちたいと思っても、2桁は勝てないので、まずは自分がやりたいことを継続的にやっていきたい」

 ――今季はどんな姿を見せていきたいか。
 「1軍でたくさん投げて、活躍する姿を見せたいなと思う」

 ◇常広 羽也斗(つねひろ・はやと)2001年(平13)9月18日生まれ、大分県出身の23歳。大分舞鶴では甲子園出場なし。青学大では2年春からリーグ戦に登板し通算8勝。23年の全日本大学野球選手権で優勝に貢献しMVPと最優秀投手。23年ドラフト1位で広島入団。新人の昨季は9月15日DeNA戦でプロ初登板初先発初勝利。2試合で1勝0敗、防御率2・45。1メートル80、79キロ。右投げ右打ち。

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