西武・山田 由伸フォームに変身!左足上げず、すり足で踏み込む 平均球速150キロ目標!

[ 2025年2月20日 05:30 ]

ブルペンでシャドーピッチングをする山田(撮影・篠原岳夫)
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 元甲子園スターの投球フォームは、ドジャース・山本そっくりに激変した。西武・山田は左足を上げずに伸ばしたまま、すり足で踏み込む。タオルを右手に投球動作を固めた。

 「“似てる”って声が凄く多いんですけど、意識はしていないんです。足を上げる必要はないなと思ったから自然と」。“山本似フォーム”は決してただのモノマネではない。

 狙いは「球速を上げたい」と明白だ。伸ばした左足は一度後方に引き、振り子のように反動をつけて前に出る。地面に平行にスライドするように体重移動し、「並進(平行移動)のスピードを出す練習。横の移動で力をボールに伝えたい」。昨年の直球の平均球速142キロから150キロまでアップを目指す。

 近江(滋賀)では松坂大輔(横浜)らに並ぶ歴代5位の甲子園通算11勝。22年選抜は準優勝し、夏は高松商・浅野(現巨人)とも名勝負を繰り広げたが、入団から2年間は1軍登板がなかった。左足を大きく上げ、体が上に伸びる無駄な動きにつながっていた。無駄を省けば制球も安定する。昨年8月から取り組み、現フォームに到達した。

 昨年まで2軍を指揮した西口監督に1軍キャンプに抜てきされ「球速、制球が高まってくればより一層いい」と期待される。17日の紅白戦は1回1安打無失点。22、23日に韓国球団と今季初の対外試合があり、登板を予定する。「失うものがないのでガラッと変えられた。開幕1軍に、ここからが勝負」。左足は上げず、近未来の先発候補に名乗りを上げる。(神田 佑)

 ◇山田 陽翔(やまだ・はると)2004年(平16)5月9日生まれ、滋賀県栗東市出身の20歳。近江では1年夏からベンチ入り。エース兼4番として2年夏から3季連続甲子園出場し、3年春に準V。3年時のU18日本代表では主将を務めた。22年ドラフト5位で西武入団。1メートル75、82キロ。右投げ右打ち。

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