日本ハム・田中賢介SA 左打者に防げないセーフティーバント伝授 「ドロー」が鍵

[ 2025年2月20日 06:00 ]

田中SAからバント指導を受ける矢沢ら(撮影・横市 勇)
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 日本ハムの名護キャンプのバント練習エリアにはマーカーで打球が転がる理想のラインが描かれているが、三塁線は意外な形となっている。ホームベース隣のファウルゾーンから徐々にフェアゾーンへと延びているのだ。

 キーワードは「ドロー」だ。自身と同じ左打ちの矢沢と五十幡に田中賢介スペシャル・アドバイザー(SA)はバント全般を指導。中でも三塁方向へのセーフティーバントは特異で「(左打者は)一塁へ走るので、普通にバントすれば(左へ切れる)スライスをする。それをなるべくないように」と説明した。

 走りながらのバントはヘッドが下がりやすいが、逆にヘッドが開かず、下がらなければ、ファウルゾーンから三塁線上へ戻ってくるドロー回転が可能に。守備側は対応が難しく、矢沢は「自分はスライスで(三塁線の)際を攻める感じだった。真逆で楽しかった」と驚きの声を上げた。

 日本ハムには若く、小柄なメンバーを中心とした「小技向上委員会」というグループがある。LINEのアイコンは森永製菓のチョコレート「小枝」だ。田中SAからは「中学生でも分かるように文章にまとめてください」と宿題も与えられた。「アウトプットもできました」。矢沢には驚きの授業だった。(横市 勇)

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