【阪神大学】来秋ドラフト候補、大産大・小出が豪快V弾「大学代表する捕手に」天理大の完全V阻止

[ 2024年10月12日 14:17 ]

阪神大学野球秋季リーグ最終節1回戦   大産大6―0天理大 ( 2024年10月12日    ほっと神戸 )

<大産大・天理大>2回、大産大・小出は左超えの先制ソロを放つ(撮影・中辻 颯太)
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 大産大が天理大に6―0の快勝で先勝し、無傷7連勝でリーグ優勝に王手をかけていた天理大の完全優勝を阻止した。

 来秋ドラフト候補に挙がる「4番・捕手」の小出望那(もなく=3年)が、2回先頭で最速146キロ右腕の的場吏玖(2年)から左翼席へ決勝の先制ソロを放った。今秋初本塁打でリーグ戦通算5本目となる豪快な一発に「第1ストライクから振っていこうと思っていた。(打った瞬間に)いったなと思いました」と胸を張った。

 捕手として正確な二塁送球だけでなく、大産大付(大阪)時代に高校通算31本塁打を数えた長打力も兼ね備える強肩強打の捕手。リーグ戦では1年秋、3年春に捕手としてベストナインを受賞。下級生ながら昨年12月、今年6月の大学日本代表候補選考合宿にも招集されて注目を集めた。

 大学最終学年となる来秋に向けて、「(ドラフト指名は)来年が勝負になるけど、どこでいつ誰に見られているか分からない。明大の小島というライバルをいるけど、来年は大学生を代表する捕手になりたいです」と思い描いた。

 ◇小出 望那(こいで・もなく)2003年(平15)8月3日生まれ、大阪府大阪市出身の21歳。小2から西成銀河で野球を始めて捕手。中学ではバイキングジュニアに所属。大産大付では1年夏に背番号12でベンチ入りし、1年秋から背番号2。大産大では1年秋にリーグ戦初出場。50メートル走6秒5、遠投100メートル。右投げ右打ち。1メートル75、85キロ。

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