今秋ドラフト候補の法大・篠木が7回2安打無失点 4安打3打点の後輩・熊谷のイジリも忘れず

[ 2024年10月12日 22:09 ]

東京六大学第5週第1日   法大16―0東大 ( 2024年10月12日    神宮 )

東京六大学野球<東大・法大>4安打の活躍を見せた熊谷(左)を労う勝利投手の法大・篠木(撮影・木村 揚輔)
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 法大の最速157キロ右腕・篠木健太郎(4年=木更津総合)が7回2安打無失点、9奪三振の好投でリーグ通算13勝目を挙げた。

 立ち上がりから伸びのある直球とキレ味鋭いカーブを交えた投球で飛ばした。現在の勝ち点1からの逆転優勝へ「残り6連勝しかなかったので、まずその1勝目を取れた。自分としてはいい登板だった」とうなずいた。

 第3週の早大戦を終えて、空き週には重心移動を軌道修正。いい投球時のイメージであるサイクロイド曲線を使った移動に近づけるように練習を積んだ。

 岩手・花巻東出身の1年生、熊谷陸内野手が7回の右中間三塁打など4安打3打点と爆発。「試合になれば頼りになるけど、抜けている部分があってたまにボロが出るので。可愛い後輩です」とイジリも忘れなかった。

 ▼サイクロイド曲線 同じ斜面でも直線と曲線を比較した場合、ボールを転がしたときの降下速度は曲線の方が速くなる最速降下曲線。 

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