ヤンキースがリーグ優勝決定S進出へ王手 スタントンV弾 不安はジャッジ…3戦で打率.091、打点0

[ 2024年10月10日 11:16 ]

ア・リーグ地区シリーズ第3戦   ヤンキース3―2ロイヤルズ ( 2024年10月9日    カウフマン・スタジアム )

8回に決勝アーチを放ったヤンキース・スタントン(AP)
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 ヤンキースは9日(日本時間10日)、地区シリーズ第3戦でロイヤルズと対戦し、3―2で競り勝った。通算成績を2勝1敗とし、2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。

 2―2の8回だった。1死無走者で打席に入ったスタントンは、左腕バビクの投じた低めのスライダーを完璧にとらえ、左翼席へ運んだ。これが決勝弾となった。スタントンは4回にも先制二塁打を放つなど、3安打2打点でチームをけん引した。

 接戦をものにしたが、心配なのは今季58本塁打、144打点の2冠でMVP最有力候補の主砲ジャッジだ。2―2で迎えた7回2死一塁ではハーフスイングをとられ、空振り三振に倒れるなど、本来のパワフルな打撃は見られず4打数無安打1三振、1四球に終わった。

 これで地区シリーズ3試合で11打数1安打で打率.091、5三振で打点0と沈黙が続いている。リーグ優勝、そして世界一奪回へ、主砲の復活は不可欠だ。

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