ド軍・スミス PS14打席目の初安打がダメ押し2ラン「良いスイングができた」完封リレーにも貢献

[ 2024年10月10日 15:53 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第4戦   ドジャース8-0パドレス ( 2024年10月9日    サンディエゴ )

2ランを放ち、T・ヘルナンデス(右)にひまわりの種シャワーで迎えられるドジャース・スミス(ロイター)

 ドジャースのウィル・スミス捕手(29)が9日(日本時間10日)、パドレスとの地区シリーズ第4戦に「5番・捕手」で先発出場。3―0の3回に今ポストシーズン初安打となる貴重なダメ押し2ランを放った。チームは打線の爆発で大勝し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。

 3回はマンシーが右翼線二塁打で出塁すると、次打者スミスが中越えへ2ラン。スミスはポストシーズンでこの日の第1打席まで13打席無安打(4四球)と安打が出ていなかったが、今PS初安打が貴重な一発となった。

 5打席で安打はこの1本のみで今ポストシーズンの打率は.077。それでもスミスは「(本塁打は)ストライクゾーン高めのシンカーで良いスイングができた。マンシーは二塁打で素晴らしい仕事をしてくれた。その甲斐あってホームランを打つことができた。シリーズ全体を通して調子は良かったし、最初の数試合は四球を選び、打つべき球をミスした。そういうこともある。それが野球です。でも調子はいい」と振り返った。

 また、捕手としても8投手の「ブルペンデー」を巧みなリードで相手打線をシャットアウト。強力打線を7安打に封じ完封リレーで勝利を飾った。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ポストシーズンで継投による9イニング完封勝利で8投手を起用したのは史上2番目の多さ。史上最多は2020年のナ・リーグワイルドカードシリーズ第3戦でパドレスが起用した9投手という。

 スミスは「彼ら(救援陣)は素晴らしかった。8人全員が素晴らしかった。ゾーンを攻めて、相手を退け、ゼロを9回並べた。今夜はそれが必要だった」と救援陣を称えていた。

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