東洋大姫路が3年ぶりの近畿切符!! プロ注目の最速146キロ右腕・阪下漣「甲子園は遠くない」

[ 2024年9月29日 06:00 ]

高校野球秋季兵庫大会準決勝   東洋大姫路10―4神戸国際大付 ( 2024年9月28日    明石トーカロ )

<東洋大姫路・神戸国際大付>10回4失点で完投勝利を挙げた東洋大姫路・阪下(撮影・河合 洋介)
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 東洋大姫路(兵庫)が07年以来17年ぶりの決勝に進み、21年以来3年ぶりの近畿大会出場を決めた。タイブレークの延長10回までもつれた熱戦は、最速146キロ右腕の阪下漣(2年)が4失点完投勝利で決着させた。2与四死球のみと制球が光り、「直球で空振りを取れるようになった」と12奪三振を数えた。

 オリックスなどNPB3球団のスカウトが視察したように、早くも来秋ドラフト候補として注目を集める。スカウトのスピードガンで最速143キロを計測した球威と制球の両面を兼ね備える本格派右腕。22年4月に就任した岡田龍生監督のもと、22年春以来3年ぶりの選抜出場に前進し、「岡田監督についていけば、甲子園は遠くないと自信を持って言える」と手応えを深めた。 (河合 洋介)

 ◇阪下 漣(さかした・れん)2007年(平19)7月5日生まれ、兵庫県西宮市出身の17歳。小2から浜脇タイガースで野球を始めて投手などを務める。中学では西宮ボーイズに所属。東洋大姫路では1年春から背番号20でベンチ入りし、1年秋から背番号1。遠投100メートル。1メートル83、86キロ。右投げ右打ち。 

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