ソフトバンク「M8」先発全員安打の11安打10得点大勝で5連勝 山川は2打席連続タイムリー

[ 2024年9月14日 20:52 ]

パ・リーグ   ソフトバンク10ー1オリックス ( 2024年9月14日    京セラD )

<オ・ソ>4回、山川は先制適時打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 ソフトバンクはオリックスを10-1で下し、5連勝。日本ハムが敗れたため、優勝マジックは2つ減って「8」となった。4回に山川穂高内野手(32)が左前適時打で先制。5回には打者10人、6安打で5点を奪い、試合を決めた。

 3回まで両軍無安打の投手戦。均衡を破ったのは、川瀬だった。先頭で迎えた4回、中前打で出塁。2死二塁と一打先制のチャンスを作ると、山川が左前適時打を放ち、先制に成功した。

 5回は正木、柳町、甲斐と3連打で追加点を奪った。2死満塁からは、栗原が右中間を破る3点二塁打を放った。なおも2死二塁とし、山川が2打席連続の適時打をセンター前に運んだ。この回打者10人、6安打で一挙5得点を挙げた。

 6回1死満塁、緒方が左中間を破る3点三塁打など4点を追加した。緒方はプロ初タイムリーとなり、「いい意味で開き直って思い切っていくことができた結果がタイムリーにつながった。プロ初の打点でもあるので嬉しいですし、結果を出すことができて良かった」と振り返った。

 先発・モイネロは6回無失点と力投。前回登板、3日の日本ハム戦(みずほペイペイ)では先発転向後、自己最短3回6失点KOされていたが、休養目的の出場選手登録抹消明け、中10日でのマウンドで躍動。許した安打はわずか2本だった。

 チームは先発全員安打の11安打10得点で大勝。モイネロは11勝目。日本ハムが敗れたため、優勝マジックは8となった。

 ▼山川 (5回)打ったのは真っすぐです。いい流れに乗ることができました。いい形でゲームを進められるようにこのあとも頑張っていきます。

 ▼甲斐 打ったのはスライダー。このチャンスを絶対に生かそうと集中しました。タイムリーといい形で続いていくことができて良かったです。勝ちにつなげられるようにしっかりとゲームメイクしていきたいと思います。

 ▼栗原 打ったのは真っすぐです。後ろにつないでいこうという意識がいい結果につながったと思います。大きい追加点を取るバッティングができて良かったです。このあとも得点に絡んでいけるように頑張っていきます。

 ▼モイネロ 甲斐としっかり話し合ってやったことが結果につながってうれしい。(防御率リーグトップの1.97)満足していますし、1点台でこれているので、ピッチングコーチに感謝したい。ミナサマ、コトシハホークス、ゼッタイマケナイ。

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