野茂英雄氏「おかえりなさい」ドジャースの卒業生イベントに参加「野球の歴史において重要な人物」

[ 2024年8月11日 10:10 ]

ナ・リーグ   ドジャース―パイレーツ ( 2024年8月10日    ロサンゼルス )

野茂英雄氏(左)と記念撮影するアンドレ・イーシア氏(イーシア氏提供)

 ドジャースは10日(日本時間11日)、本拠でのパイレーツ戦前に「アラムナイ(卒業生)・ウィークエンド」と称する、3日間で40人を超すかつての名選手が集まるイベントを開催。球団OBの野茂英雄氏(55=現パドレスアドバイザー)も参加した。

 試合開始1時間前に内野に全員が集合し、一人ひとりが紹介された。野茂氏は「先駆者で、彼の登場はセンセーションを巻き起こしました。その年の新人王で、オールスターゲームにも出場し、翌年はクアーズ・フィールドでノーヒットノーランという誰もが不可能だと言ったことを成し遂げました。彼はドジャースの歴史だけでなく、野球の歴史においても重要な人物です。ドジャースタジアムにおかえりなさい、ヒデオ・ノモ」と紹介された。

 野茂氏は椅子から立ち上がり、笑み浮かべながら右手を上げ、声援に応えていた。

 野茂氏がドジャースを退団後、ドジャース12年で同じ背番号16を背負ったメジャー通算162本塁打のアンドレ・イーシア氏はグラウンド上で野茂氏と記念撮影。イーシア氏は「一緒にプレーしたことも対戦もないけど、子供の頃、野茂さんは大好きなピッチャーで、ドジャースでは奇しくも同じ背番号を付けたから、今日は自己紹介して一緒に写真を撮ってもらった。野茂さんも“君のプレーを見るのが好きだった”と優しく言ってくれた」とうれしそうだった。

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