阪神・梅野　元虎戦士・中谷氏と遼馬氏からの誕生日サプライズに気持ち新た

セ・リーグ   阪神12－3広島 （ 2024年7月21日    甲子園 ）

＜神・広＞3回、梅野は二塁打を放つ（撮影・大森　寛明）
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　【記者フリートーク】仲間との再会に阪神・梅野は力をもらっていた。

　6月14日～16日の福岡遠征中、地元の友人たちとの会食の席に突然、同じ九州出身で担当スカウトも同じだった元阪神の中谷将大氏、現ソフトバンク4軍リハビリコーチと20年に現役引退した松田遼馬氏がサプライズで登場。「梅野さん、おめでとうございます！」と2人が持ち込んだホールケーキには17日に迎える33歳の誕生日と残り1試合に迫っていた通算1000試合出場の2つの意味が込められていた。

　「本当に知らなくてびっくりした。将大も遼馬も時間をつくって来てくれて、めっちゃうれしかった」

　後輩たちの気持ちがうれしくも、自身より先に引退した2人と交わしたその夜の乾杯で現役でプレーする重みも実感した。「また気持ち新たに頑張ろうと思える時間だった」。タテジマのユニホームでプレーできる幸せをかみしめながら、この日も甲子園で躍動した。(阪神担当・遠藤　礼)